環境と工場:RMC 東京ニュースを読む(2009年5月) |
作成日: 2009-12-06 最終更新日: |
私が昔から差別の問題に関して不思議に思っていることがある。 差別を受けやすかった業種に、屠殺業や皮革業がある。しかし、その結果生まれてきた商品は、 贅沢の象徴である牛肉料理だったり、革のコートだったりする。 生き物を殺すことにより製品を作る立場の業種は、 命あるものを奪うという意味でそれが差別につながったのだろう。 しかし、商品となったとたん、逆に生き物から作られたということが価値を生むのだから、 皮肉な話だ。
環境ビジネスというのもお題目としてはかっこいいが、その裏は大変な仕事である。 ある見学記で、古紙を他の用途の製品として再生する工場をとりあげていた。 工場の工程の説明は、社長からなされたとある。 記事では、この工場は排水・汚泥の処理がないので環境にやさしい再生技術である、 と紹介している。
私が記事を見る限り、この会社はかっこいい環境ビジネスを行なっているようだ。応援したい。
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