RMC 東京ニュースを読む(2004年9月)

作成日: 2004-09-09
最終更新日:

ホームページのバリアフリー化

バリアフリーのJIS規格化

特に診断士のビジネスとの関わりについて、という副題がついている。

ホームページのバリアフリー化を目指した基準が、このたびJIS規格として発表された。 これに関連する話題である。

多少補足する。まず、対象規格の正式番号と名称は次の通りである。

名称:高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス

ウェブコンテンツに対する良い例と悪い例

表示の順序

第3部のウェブコンテンツだけ説明する。 この内容は、事例が具体的で、わかりやすい。 一例を挙げてみる。なぜよいのか、悪いのか、皆さんで考えてみてほしい。 ヒントは、視覚障害者の立場に立つことである。 この例を音声で読み上げるブラウザを想定すれば、 理由はすぐにわかるだろう。

良い例

メールアドレス(半角で入力)

悪い例1

メールアドレス

悪い例2

メールアドレス(半角で入力)

legend タグによるグループ化

別の例。個人情報というグループで階層化している望ましい例

個人情報



optgroup タグによるグループ化

また別の例。optgroup を使ってグループを階層化している望ましい例(Netscape 4.* では国が表示されません)

作曲家

JavaScript を利用したグループの動的表示

さらに別の例。国を選択すると、作曲家の一覧が選択に応じて変わる望ましい例。 (iCab では文字化けします)

作曲家

作曲家

私としては、いくつか既に実践していることもある。 たとえば、ページの最後に用意している「パンくずリスト」、 link rel 要素を使って前後のページや目次のページに飛ぶ仕掛けなどは実践している。 しかし、まだ徹底できていないところも多い。特に図、イラストの少なさは致命的である。 長い目で見守って欲しい。

まりんきょ学問所中小企業診断士(休止中)勉強の部屋日誌≫ RMC 東京ニュースを読む(2004年9月)


MARUYAMA Satosi