RMC 東京ニュースを読む(2002年5月)

作成日: 2002-04-30
最終更新日:

低すぎる日本の医療費水準

前提となる条件を私が理解していないのでいけないのだが、いろいろ考えてしまった。 確かに、日本国民は最低のコストで最高の医療を受けているとは思っている (昨今の医療事故はあるにせよ)。なるほど、コストアップを負担するのは国民であるとして、 質の維持はどうなのか。イギリスはかなり大変な水準と聞く。

自由化も頷ける案ではある。事実、美容整形や矯正歯科などは保険適用外で自由競争といえる。 しかし、それで効率化が促進されるのか。ひいては国民経済が活性化するのか。 どうにもわからない。最後に、フランスの例がひかれているが、これはなぜかもわからない。

相撲の土俵を四角にする

ルールの変更による柔軟な考えから、新しいやり方を考えて仕事に取り組むことを著者は述べている。 この標題を見てつれあいがいうには、「今日(2002-04-30)モスバーガーで期間限定チャパタサンドを食べてみたけど、 あれは四角くて食べにくかった。すぐに中の具がずれて一度ずれるとなかなか納まらない。 丸ければ少々ずれても回復力があってずれにくいのに」

トヨタ自動車の決断

トヨタ自動車がベアゼロの決断をしたことを著者は評価している。私が気になるのは一点である。 「収益の範囲内で支払われるべき給与に、物価上昇の要素まで加算させる考え方は不合理で、 時代錯誤の発想である。」と述べているが、トヨタ自動車は 2001 年度、過去最高益を出したのである。 なぜ、収益の範囲内で支払われないのであろうか。

なお、つれあいは「中小企業診断士は、トヨタなんか相手にしなくていいんだよ」と勝手なことをいった。 この勝手さは、本人が一番良く承知している。

まりんきょの部屋中小企業診断士(休止中)勉強の部屋日誌


MARUYAMA Satosi