街いろいろ:企業診断ニュースを読む(2010年 3 月号)

作成日: 2010-09-03
最終更新日:

銚子の街

この号では、まちづくりを特集している。その中で、 私がかつていったことがある銚子を見てみよう。

埼玉の越谷に住んでから、銚子に行こうとしたことがある。ところが、遠かった。 2時間30分以上かかる。佐原に行くのでさえ2時間は必要だ。 遠いということは、それだけ旅行をしたという気分にもなるはずだ。

俺の独身時代は千葉市内に住んでいた。場所が近いことと独身で気楽だったことから、 銚子には一回行った。 お目当ては地球の丸く見える丘公園であり、ここはよかった。

さて、このニュースでは銚子が紹介されている。 「地球の丸く見える丘公園」単体では、他の施設とともに単体として評価されると、 観光資源としてとしては弱いという。 回遊コースを設けては、という意見が出ている。

ただ、俺が見るに、 観光資源としてあまりにも整備されすぎると却って観光資源としての価値が薄れるのではないか、 と危惧している。 こればかりは俺個人の趣味、ということで言えば、 「あちこちにクモの巣があった」ことが指摘されている。私など、 クモの巣があることが趣きがあると感じるひねくれ者なので無視されても良いが、 さびれ具合がいい、と感じる人もまたいるのである。 私が行った銚子は、銚子電鉄のがたがたするオンボロさ、 列車の中に全く商業施設の宣伝がなく、児童の絵だけが飾ってあったゆるさ、 ロクに案内表示板のない道など、すべてが脱力系の街だった。

最近、銚子市民病院が閉鎖された、ということで話題になったことがある。 銚子が観光都市として栄えても、病院がなければ大変だろう。 病院を作るために観光都市として栄えるのが必須と考えるが、 その必死さが伝わってくるようではちょっと困るな、というのが門外漢の意見である。 ちなみに、私は両国駅までの定期はもっているから、 両国駅発の「すいごう」がもっと増えれば埼玉からでも行くのに、と思った。


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MARUYAMA Satosi