自分磨き:企業診断ニュースを読む(2009年 10 月) |
作成日: 2009-12-24 最終更新日: |
私は風呂に入るが、体を石鹸で洗うことはあまりない。浴槽につかるだけで体の汚れは8割取れる、 というのを聞いてから、ますます石鹸とは遠ざかっている。磨くのは歯だけである。 そういうわけで私は自分磨きをしていない。 ところで、この雑誌の今月号では「自分磨きのヒント、教えます」 という特集がある。ここでいう自分磨きとは、自分を高めるという意味だろう。 そこで、特集ごとに見ることにした。必要かどうか。
最初の記事は「ファッション」である。横文字があまり好きではない私が、 ファッションを衣装に書き換えたのは、私の中では未だに「衣食住」の概念があり、 必須のもの、という考えから抜けきれていないからだ。 少し詳しくいうと、私の中には概念として、衣類→衣装→ファッションの流れがあり、 必要性としての衣類、意匠、つまりデザインを含めた衣装(語呂も合っている)、 そして、自分磨きに到達したファッション、という三段階説を持っている。 私は少なくとも衣類から衣装に進もうとする段階であり、ファッションには至っていない。
記事の著者は、服とともに生まれ変わった人たちの例を挙げて、 実際にセルフイメージの高め方を指南している。ここでは部分的にしか記さないので、 詳しくは当該記事をあたられたい。
私はまず写真集めから始めようかな。
十年ぐらい前だろうか、つれあいがフランスの若い女性と知り合いになった。 つれあいは女性から「 zen を教えてくれ」と言われて答えられなかったという。 最近( 2009 年 12月 ) 見た「テレビでフランス語」では、 zen はフランスで流行している概念で、フランス語として一般名詞化していると解説していた。 かように、zen は身に付けていてしかるべきなのだが、実際には行なったことはない。 この記事では仏教の基本について述べられているが、「四苦八苦」の個別列挙を見て懐かしくなった。 というのは、高校の倫理の時間に、これらを覚えさせられたからだ。
それはともかく、著者はいつでもどこでもできるイス座禅を紹介している。やろうかな。
この記事のあとで、あるお寺で座禅を行なった体験記がマンガと写真つきで紹介されている。 一度は体験するものだろうか。
私は合唱団にいたことがある。合唱団の指揮の先生は音楽大学の声楽科出身であり、 ご自身でリサイタルを開くばかりでなく、ボイストレーニングにも熱心である。 私も合唱団員のおかげで、ボイストレーニングを5回ほど受けた(10年の間5回だけは少なすぎて恥ずかしい)。 トレーニングすると、確かに自分では信じられないような声が出る。 普段は体のふしぶしに妙な力がかかっているが、これらを調整したり、脱力したりすると、声がよくなる。 問題は、声がよく出る状態を維持できないことである。これがつらい。
私は今、鬱状態にある。がんばらないことを自分の生きる道としたけれど、 それでも勤務先の有象無象に巻き込まれて、自分を見失い、途方に暮れる。 著者はコンディショニングを勧めている。コンディショニングとは「整える」ことであり、 実際に整えることを事例を挙げて紹介している。
最後に著者は、信じてください。日本人のポテンシャルは高いのだということを…。
と結んでいる。
まあ、日本人を無理に出さなくても良かろうが、できることはやっていこう。
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