音楽配信:企業診断ニュースを読む(2009年 5 月)

作成日: 2009-12-26
最終更新日:

日本の音楽業界の行く末

音楽配信に関する記事がある。 日本の音楽業界では、10 年連続で CD 販売が下落していることを、 この記事で初めて知った。 この原因についても触れられているがそれは省略して、 音楽配信サービスが盛んになったことについて、その内容と原因を分析している。 著者は次のように結んでいる。過渡期の先に成長があるかどうかは、 従来のレコード会社やアーティストたちがネットを軸に据えた新しいビジネスモデルを構築できるかにかかっている。

音楽配信が多数派になるのか

私が聴く音楽はほとんどクラシックである。聴くことも楽しいし、弾いたり歌ったりすることも楽しい。 それで、弾いたり歌ったりするほうは、ほとんどお金がかからないように思える。 少なくとも音楽業界に入るお金はわずかである。 聴くほうも、アマチュアの演奏に限ればお金はそれほどかからない。 アマチュアの団体は演奏を披露することに喜びを感じるから、代金はほとんどとらない。 だから、プロの音楽家やプロの音楽団体は大変だと思う。

だから、配信によって音楽を聴くということは、考えたことがほとんどない。 まず、時間がないこと、そして通勤の時間帯で音楽を聴く習慣がないことが理由である。 考えたことがあるとすれば、NAXOS ライブラリーだろうか。 ここは、クラシック音楽で絶版となった音源が多くそろっていて、 月になにがしかのお金を支払えば、クラシックの音源が聴き放題となる。 これも非常に魅力的なのだが、聴くだけの時間がとれるか難しいので今は控えている。

しかし、聴く側の立場でいえば、 アルバムで一山いくらで買うより、単品で聴きたい曲だけをダウンロードによって聴くのが能率が良い、 というのは常識で考えてもあきらかだ。ならば、確かに音楽配信はこれからも発展していくだろう。

自分がまだ、音楽配信についていけないのが悲しい。


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MARUYAMA Satosi