企業診断ニュースを読む(2005年7月)

作成日: 2005-07-12
最終更新日:

建設リサイクル法への対応と取り組み

建設廃材の再資源化を目指して、という副題がある。 3事例が紹介されている。建設廃木材、梱包材、カキ筏などのバイオマス廃棄物の炭化事業、 固形燃料化事業、建設行の再資源化事業である。

この中で、固形燃料化事業が気になる。というのは、RDF(Refuse Derived Fuel)の事故が三重県で発生して以来、 安全性の問題から立ち往生しているようにみえるからだ。 残念なことに、本項では安全性の問題については言及されていない。

本稿では、RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)についても触れられている。 インターネットによれば、安全性も含めて、RDFより数々の優れた点がある。しかし、 似たような素材であることは間違いないし(RPFはRDFのなかの紙とプラスティックが原料)、 火力が強いだけに別の面でも問題がある。単に燃やされるゴミよりはいいのかもしれないが、 安全だけは確保してもらいたい。


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MARUYAMA Satosi