企業診断ニュースを読む(2003年5月)

作成日: 2003-06-06
最終更新日:

中小企業のエコ活動

掲載環境用語を見てみよう。

業界-38 屋上緑化

私は屋上緑化について詳しくもなんともないのだが、最近よく取り上げられているので取り上げてみた。 この項では、屋上緑化によるメリットが6つほど列挙されているが、 課題としてはコスト増やメンテナンスの必要性しか書かれていない。 どのような点でコスト増になるのか、どの程度メンテナンスが必要となるのか、 記載が欲しいところだ。

どこかで見た記事で「面白うてやがて悲しき」と感じた例があった。ビルの屋上に水田を作ったという報道である。 一番の苦労は、水田は「重い」ために、それなりにしっかりしたビルの工法を採用する必要があったという。 私は、ビルの屋上に水田を作った方々の苦労をしのびつつも、 一方でまた田舎で減反を余儀なくされたお百姓さんたちのことも思い出すのだった。

業界-41 太陽光発電

太陽光発電について、6つの特徴(長所、短所)が述べられている。 私が太陽光発電と聞いて思い出すのは、ある方の講演会で述べられていたことである。 「太陽光発電による試験設備を見ましたけれどね、今全然使われていない。 なぜかというと、あれ、太陽を使いますね。だから、広いところに野ざらしにしないといけない。 すると、どんどん受光面に埃がたまってくる。その結果がくんと発電効率が下がる。 埃をとるための作業は、面積が広いからばかにならない。 きれいにするためにどうしているかというと、電力を使って掃除をしているという。 結局、太陽光発電は使い物にならないということが分った。 このように、クリーンエネルギーといって手拍子で信頼するとえらいことになる。」 これは極端な意見としても、太陽エネルギーというのはあまりあてにはならないと思っている。

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MARUYAMA Satosi