企業診断ニュースを読む(2002年11月)

作成日： 2002-11-03
最終更新日：

シリーズ特集　中小企業の業種別のエコ活動／環境用語

今月号は第２回、科学製品製造業である。

課題の論文が３編紹介されている。「中小家電店にみる環境ビジネスへの進出」、「出来ることから始める、とにかく始める中小企業のエコ活動」、「エコ活動は、自社製品から」である。それぞれに頷ける点がある。

第１の中小家電店に対しての提言では、家電店という業種に特徴的なものとしては、商品の修理・再販売というところぐらいである。その修理・再販売をどのように、どの程度行っていくか、私にはわからない。

私たち家族は、以前故障したラジカセをある中小家電店に持っていった。結果は、直ったかにみえたのだがしばらくしてまた同じところが故障した。結局、新たなラジカセを別の大規模な家電店で買ってしまった。さて、この中小家電店はどんな失敗をしたのだろうか？

第２の「今すぐできる」活動について、私たち家族の場合と比べてみよう。

エコ活動推進担当者の決定。つれあいが行っている。「電気つけっぱなし」、「窓はすぐ開ける」など、指示が絶えず行われる。
紙の裏面使用、使用済み封筒の再利用。これはつれあいも私も行う。私の場合、裏面使用しようとする紙がたまってしまい、「散らかしてはだめ」とつれあいに叱られてしまう。
ゴミの分別。これはつれあいが行う。私は「これはこっちにいれちゃだめ」といつも叱られている。
リサイクル紙、リサイクル製品の購入・使用。つれあいが、トイレットペーパーにリサイクル製品を使っている。
省エネルギー。つれあいが行う。ただし、結婚した当時「クーラーを買ってはいけない」と言い含めたのは私で、これはつれあいにとって強力に効いているはずだ。今ではクーラーはあるが、電源を入れるのは客人が来たときだけである。また、白熱電球を徐々に蛍光灯タイプに切り替えているのも私である。
原材料節約による省資源。これは家庭では行っていない。
数値化。これはつれあいが行おうとしている。
環境活動の報告。これはまだ行われていない。エコ活動推進担当者に相談しないと。

第３の論文では、紙トレーを用いた企業の活動が紹介されている。エコ活動推進担当者に、紙トレーを使った冷凍食品があるかどうか、聞いてみよう。

MARUYAMA Satosi