企業診断ニュースを読む(2002年10月) |
作成日: 2002-10-06 最終更新日: |
ネットワーク家電研究会におられる著者が各所へ取材した結果をまとめている。 最後の項では消費者団体の代表として(社)日本消費者協会への取材結果があった。 次の通りである。「高齢者にとって使いやすい電子レンジは単機能の電子レンジだった。 また、ネット家電は標準がないのでテストしようにもできない。 テストのための標準が決められるべきである。」
最近の製品は多機能化していて使いにくい、という声はよく聞かれる。 私が持っている携帯電話は使いにくいとは思わないが(使わなければ電話がとれないし、かけられないから)、 多機能であることは確実である。ただ、使いやすさを追求するあまり使いにくくなる、という逆説はあるのではないか。 たとえば、ボタン一発で電話をかけられる機能があるとする。この機能を使うためには、 電話番号を登録するモードに切り替えて登録する作業が必要だ。これが覚えられない。 また、ボタン一発で電話がかけられるようにするにはどうすればよいかがわからない。 結局、私は携帯電話から家にかけるときは、家の電話番号をいちいちボタンで打ち込むのだ。 このことから、私は老人ではないかと思う。
註:このあと三か月あとで、送信履歴を呼び出して電話をかける、という方法を学んだ。 これなら電話番号を登録する必要がない。なんとすばらしい機能だろうか。 これを見つけた私も我ながら感心した。まだ同じ老人だが、5歳ぐらい若返ったというべきだろう。
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