企業診断ニュースを読む(2002年6月)

作成日: 2002-10-06
最終更新日:

連載 ネットワーク家電の現状と未来

今回はネットワーク家電(以下、ネット家電)に関する連載の第3回であり、 有望なネット家電ビジネスという標題でまとめられている。 内容は、ネット家電ビジネスが注目される理由、ネット家電製品の市場規模、 ネット家電ビジネスの今後、ネット家電ビジネスの市場規模、 海外でのネット家電ビジネスについてである。

ネット家電ビジネスにもいろいろな分野がある。 そのなかのサービス分野は、特に多様であるという。例をあげると次の通りである。

  1. オンラインショッピング
  2. 情報仲介・購買支援
  3. 無料情報サービス
  4. 有料情報サービス
  5. インターネット商取引支援
  6. インターネット広告サ−ビス
  7. メンテナンス・認証サービス
  8. プロバイダサービス

私がこのうちどれだけ関わっているかをまとめてみた。

オンラインショッピングは、たまに使っている。ただし、贈答品に限っている。 書籍、CD、パソコン、その他には使っていない。なぜなら、 私の側の理由としては、これをやってしまうと際限がなくなってしまうからである。 つれあいの理由としては、オンラインショッピングも結構疲れる、 実際に物を見て買いたい、自分でカードを持っていない、などの理由による。

情報仲介業(インフォミディアリ)は、使ったことはない。 価格ドットコム(kakaku.com)がそれにあたるのだろうか。 しかし、ここも使ったことはない(相場を調べるのにだけ使った)。 どうやって儲けを出すのだろうか。調べないと。 一つ思い出した。「ぐるなび」だったら、私も使っている。 これなら儲けを出すスタイルがわかる。

無料情報サービスとは、ここに出す広告市場のことをいっているらしい。 しかし、本当に合衆国で年間20億ドルの市場になっているのだろうか。 ちなみに、私がふだんインターネットのWebページにアクセスするときには、iCabを用いている。 これを使う理由は、クリックすると広告会社に飛ぶというバナ−広告を表示させない機能があるからで、 私はこの機能を用いている。

有料情報サービスは、期待されている、ということである。 理由としては、オンラインマガジンが有料で販売できるからということだ。 しかし、わたしは懐疑的である。少なくとも日本ではそうだ。 形のないものにサービスの対価を払うという考えがあまりないからだ。私もそうだ。

インターネット商取引支援は、範囲が広すぎる分野である。私は少しだけ関与したことがあるが、 大変である。

インターネット広告サービスは、無料情報サービスで書いたように、あまり発展してほしくない分野だ。 とはいえ、なくてはならない情報なら、欲しい。なんという矛盾した態度だろうか。

メンテナンス・認証サービスについては、発展していく分野であろう。

プロバイダサービスも、発展すると思う。しかし、新規参入は難しい。 既存のプロバイダが、付加価値をつけるためのアイディアを提供する、というビジネスになるのだろう。 にもかかわらず、契約者の中には、新規サービスを使いこなせない者が多い。 私もその一人だ。

という具合に、情けない結論になった。

まりんきょ学問所中小企業診断士(休止中)勉強の部屋日誌


MARUYAMA Satosi