飲食店創業:企業診断を読む(2011年12月号)

作成日:2011-10-30
最終更新日:

マンガと飲食店

ビジネスのヒントをマンガに学ぼう!ということで連載されている記事がある。ここで紹介されているのは3編のマンガである。

評者によるそれぞれのマンガについての評があるが、割愛する。 私が気になるのは、2編の久住昌之原作が共通していることである。 久住昌之といえば、泉昌之名義の単行本マンガ「かっこいいスキヤキ」を思い出す。 (泉昌之は、原作:久住昌之、作画:泉晴紀の合体のペンネーム)。 そしてこの単行本に収められていた、食に関しての粘っこい執念で驚かせる2編のマンガ「夜行」と「最後の晩餐」を思い出す。 私は青林堂から出ていたこの本を持っていたことが自慢だった(今はなくしてしまった)。 私は美味しんぼこそ読んだが、残りの2編を読んでいないことが後ろめたかった。しかし、 久住昌之だったら、すでに「かっこいいスキヤキ」を読んでいるので今でもよしとする。

評者はおまけとして、マンガや絵本に出てくる飲食店や食べ物のうち,本当に存在すると流行るというものをあげている。

  1. あの肉を食べさせてくれるお店
  2. トニオのイタリアンレストラン
  3. 巨大フライパンで焼くカステラ

あの肉とは、巨大な骨付きの肉である。評者によれば吉田戦車の『伝染るんです』由来とあるが、おそらくもっと祖先はたどれることだろう (はじめ人間ギャートルズなど)。Wikipedia によれば、「マンガ肉」としてお約束になっているとのことである。 私は秋葉原のとある飲食店でこの「マンガ肉」が献立になっているのを見たことがある。

トニオの…は、荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』による。私は読んだことはない。この紹介を読むと、 健康改善に大きな効果がみられるイタリアン料理を提供してくれますとあるので、 筒井康隆の短編小説「薬菜飯店」と勝負できるのではないだろうか。「薬菜飯店」は、 健康改善に大きな効果が見られる中華料理(支那料理、中国料理)の話である。

巨大フライパン…は、なかがわりえこ『ぐりとぐら』である。これは俺も子供のころ読んだ。食べたい。(2011-12-23)

生命保険

表紙の「挑戦する経営者」にはライフネット生命の岩瀬大輔さんが紹介されている。 私と共通することは何もない偉い人だが、こんなつながりがある。 ライフネット生命と同様にインターネットで申し込みができる生命保険会社に、ネクスティア生命保険がある。 このネクスティア生命保険に所属するあるアクチュアリーの方を私は知っている。

岩瀬さんの言に「私には,才能を愛する才能があるらしいですね。」とある。これはうらやましいことだ。

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MARUYAMA Satosi