家庭内 5S:企業診断を読む(2011年10月号)

作成日:2011-10-30
最終更新日:

切実な家庭内 5S

 本誌にはマンガが連載されている。この回も含め、直近数回は家庭内 5S である。 5S とはもともと製造現場からきた言葉であると思うが、 整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5つのことばを意味する。5S とは頭文字がすべて S であることを意味している。 ここから会社ごとに工夫が加わるのは面白い。私がかつていた会社は 6S であり、5S に資料整備を加えたものであった。

会社で 5S を徹底すれば業績が改善するという。先日テレビを見たら、コンサルタントがある中小企業を整理整頓を指導していて、 会社でその通りやったら業績が上がった、という事例が報道されていた。さもありなん。

同じことは家庭にもいえる。家庭の場合は業績というのはないが、住み心地がよくなれば家庭内は平和になる。 さて、私の家庭ではどうか。私の部屋に限れば不要なものが散乱しており、部屋とはいえない。どうやって不要物を廃棄していくかが問題である。

赤札作戦は取れない

マンガで紹介されていたのは赤札作戦である。要らないものに赤札を貼り付けていくのだ。ちなみに、マンガでは付箋を貼っている。 私も赤札貼りを徹底すればよいのだが、妙に思い入れが強いものが多く、なかなか実行できない。 思い入れを弱くすることが大事だろう。近藤某がいう、「ときめかないものは捨てる」といえればいいのだが、なかなかできない。

自炊作戦

今私が実践しているのは自炊、すなわち冊子としての保存をあきらめるかわりにスキャナーで読み込ませて情報として保存する方法である。 既に百冊を超える書籍や雑誌を読み込ませたので物理的にはすっきりはずであるが、相変わらず書物は減らない。不思議だ。

まりんきょ学問所中小企業診断士(休止中)勉強の部屋日誌≫ 企業診断を読む(2011 年 10 月号)


MARUYAMA Satosi