受験と IE :企業診断を読む(2010年 9 月号)

作成日:2010-10-30
最終更新日:

病気の克服

ある病気を克服して、見事中小企業診断士となった方である。 この人が凄いのは、電卓のたたき方にいたるまで手順に書いて、 整理していたことである。 たとえば、電卓でミスをしたときには CE (Clear Entry) ボタンを押して回復するということを 事前に練習していた、というのである。 わたしなんかは電卓に慣れていないから、普通の C ボタンを押してもう一度最初から初めていた。 これではいけない。

この人は、心理や行動をコントロールして、自信をもって試験に臨めるよう準備をすることが大切、 といっている。そのために、IE 等の運営管理で習得する事項を実践するつもりになれば、 このような行動ができると思う、とまとめている。

あわてて注釈するが、IE とは Internet Explorer のことではなく、 Industrial Engineering 、すなわち作業研究、動作研究、 あるいは広く経営工学、生産工学とも訳される。

言われてみればその通りで、解答行為が動作であり、作業である。 これら作業がうまくいくことがよい結果につながるわけだ。 ( 2010-10-30 )

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MARUYAMA Satosi