テストの技法:企業診断を読む(2010年 7 月号) |
作成日:2010-12-30 最終更新日: |
中小企業診断士試験の実力養成セミナーで載っている問題を見た。 今の IT はわからないが、ひょっとしたら解けるかもしれない。 と思って問題文を見た。 まず4問の正誤を判断し、その結果正しい選択肢を選ぶというものである。 ややこしいがまず4問の正誤を調べてみた。a と b は正しそうだ。 では、c と d はどうだろうか。
うーん、未作成のモジュールがあるときの作成物の名称は、 トップダウンテストとボトムアップテストで異なるはずだ。c か d が誤りか、 いや、モジュールというのは上位であろうが下位であろうが同じ名称だから、 どちらもダミーのモジュールで正しいはずだ。 そう、区別の名称は別にあった。上位のダミーモジュールをドライバー(driver, 駆動体)、 下位のダミーモジュールをスタブ(stub, 切り株体)と読んでいた。 ということは c も d も正解。
テストは次のように分類されるという。
私たちは、この名称を覚えることが目的ではなく、 なぜこれらのテストを行なうことが必要なのかまでさかのぼって認識することが目的である。 たとえば、ホワイトボックステストを行なえばブラックボックステストはやらなくてよいのか、 増加テストはトップダウンテストとボトムアップテストどちらがよいのか、 などの観点で計画を立て、実行しなければならない(2010-12-30)。
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