書く技術:企業診断を読む(2010年 1 月号)

作成日:2010-10-30
最終更新日:

書く技術の一例

特集にある記事は書く技術を伝えるためのである。 これは「中小企業診断士が顧問先に説明する文書」として意図されたものだ。

私には、この記事も十分役立つ。しかし、現場の書く技術は、これよりもっと下のレベルである。 私や私の部下は、もっと泥臭い、尻拭いの文書を書いている。

私のところは事務方だから、何かことが起こると詫び状を書けだとか、 契約文面を作れだとか、そんな作業を言いつけてくる。 全くやってられねえなあ、とつぶやきながら体裁を整える。

あるときこんな文章を見たときは力が抜けた。
「今後このようなことが内容に、最善の注意をいたします」
おいおい、といって直した。
「今後このようなことがないように、細心の注意を払います」
( 2010-10-30 )

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MARUYAMA Satosi