海外企業との交渉:企業診断を読む(2009年3月号)

作成日:2009-11-29
最終更新日:

国際ビジネス度チェック

国際活動を主題した連載の最終回の記事がある。ここで、 こんな国際ビジネス度チェックがある。

  1. ビジネスを続けようとすれば、信義を第一に重んずるべきである
  2. ビジネスの場でケンカをすることができる
  3. 契約内容を超える水準の製品・サービスの提供を実現することが、顧客満足につながる
  4. 法律やルールは、公平に適用されるべきである

上記の解答は、私からは差し控える。バックナンバーをご覧になるといいだろう。

海外は疲れる

私の勤務先が扱っている製品はすべて国内向けであるが、あるとき、ある国の方から 「貴社の製品を使いたいという現地の人がいる。当社を代理店にして、貴社から当社に輸出したい」 という話があった。それを同僚が上司に伝えた。 上司と検討した結果、勤務先関連の別の会社の方が詳しくその方にお願いすることもできたが、 結局最初にやってみるのだからまずは経験をつむことで自分でやってみろ、ということで上司が私に指示した。 そのときのある国の方は日本語を流暢に話すのだが、いろいろな条件を付けてくるのだった。 契約を交わすところから始まり、輸出の段取りなど、私はいい加減疲れたが、 何とか製品を輸出するところまでできた。

いい勉強にはなったが、私としては何も勤務先に貢献はしていないように感じた。徒労だったのだろうか。

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MARUYAMA Satosi