企業診断を読む(2004年4月号)

作成日:2004-03-28
最終更新日:

今日からできる! 小さな会社のIT活用DIY

今月号の副題は「エクセルで在庫管理を自動化する」である。 今回のキーはVLOOKUP関数であろう。商品コードを入力すれば、 自動的に商品名が入力されるというものである。

さて、この記事を読んだだけでここにあることが実行できるのかどうか、試してみることにした。 ここでわからなかったのは、VLOOKUP関数で指定すべき、 「商品マスター」という名前をつけた範囲というのを、どのように指定するかがわからなかった。 これは、定義するセル(複数)を選択した状態で、プルダウンメニューの「挿入」から 「名前」「定義」を選ぶと、「名前の定義」というダイアログウィンドウが出てくるので、 名前の欄に入れればよい、ということがわかった。そこまでわかったあとで、 記事の最初をよく読むと、もっと簡単な方法が出ているではないか、がっかりした。

ともあれ、試してみると、記事の通りデータの在庫管理がうまくできることがわかった。 自分の小遣い帳に応用してみようかとも思ったが、入出庫の概念ではないことがわかったので、 (予算と実績ということなら使えるかもしれないが)またの機会にとっておく。

とここまで書いて、本当にエクセルが役に立つのか、不安になってきた。 もちろん役には立つのだけれど、けっこう難しいところは難しいのだ。 ある人が、「UNIXは利益を生むが、 マイクロソフトのOSは利益を生まない」と言っていたのを思い出した。 原文は、 UNIX のバックグラウンドというページである。 しかし、具体的にはどうすればよいのか、考えてみないといけない。 この仕組は、いかにも AWK を使うとよさそうだ。 しかし、今回は Ruby で考えてみた。後で、そのプログラムを載せる。


日常のデータを料理する

コンジョイント分析で、消費者の深層心理に迫る方法を説いている。 ここでは、コンジョイント分析という用語の定義はない。私が調べた限りでは、 コンジョイント分析とはこういうことであるらしい。 「商品などの好き嫌いは多くの要因の組み合わせから構成されるが、 その好き嫌いの程度が順序関係で与えられたときに、 個々の要因の効果およびその同時結合尺度(Conjoint Scale)を同時に推定すること」

私自信はこのようなアンケートをとることは実務では行なっていないが、 参考となる予感がする。

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MARUYAMA Satosi