企業診断を読む(2003年3月号) |
作成日:2003-04-29 最終更新日: |
今月のテーマは、『経営診断ツールとしての「企業特性」分析法である。 驚いたことに、企業経営診断で、 エキスパートシステムに類するコンサルティング・ノウハウについて考えてみたい、 ということが最初に述べられていた。私も考えてみる。
まず、機械装置の診断システムについて述べている。 これは、「もし○○ならば」「それは△△である」式の組合せ、 属性と値の組合せ、そして推論エンジンの3部分からなるシステムが、 エキスパートシステムであると述べている。 私から補足すれば、この3部分からなるシステムを特にプロダクションシステムということがある。
これを経営にあてはめようというのである。 コンサルティングの専門家は、これを無茶だと言うだろう。 しかし、やればできそうである。 少なくとも、トイ・プロブレムの世界ではできたという報告を見た覚えが私にはある。 また、知り合いの診断士の方は、 「お客さんには自動化だ、効率化だと言っておいて、 自分たちの仕事である業務診断、改善の助言の自動化が一番遅れている」 と嘆いていた。そして、自分で診断業務を効率化すべく、表計算ソフトで多くの作業を自動化した。
私もこの方のように、診断エキスパートになりたい。自分の知識を体系化して蓄積し、 共有できるようにしなければ。
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