助言理論
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作成日:2000-10-21
最終更新日:
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200x年から、助言理論は第一次試験からはなくなりました。
今後、中小企業診断士の診断・助言業務においては、設備導入等診断を除き、
特に定型的な診断方法を用いないことになり、
さらに診断に加えて助言を行うことが業務として明示されたことから、
コンサルティングの理論と技法について、
基本的な知識と能力を獲得することが必要になる。
特に、
都道府県等支援センターなどの支援機関の窓口相談や長期にわたる診断・
助言を担当する場合、
相談者と適切なコミュニケーションを図ることができ、
相談者が目標達成できるよう、
心理的なサポートが行えることが必要である。
そのため、カウンセリングやコーチングと
いったスキルも獲得することが求められる。
(内容)
- コンサルティング理論
- コンサルティングの業務と基本プロセス
- コンサルティング業務の概要(コンサルティングニーズ、コンサルタントの役割と業務)
- コンサルティングの基本プロセス(問題の発見、問題解決策の立案、プレゼンテーショ
ン、変革の推進)
- 問題の発見
- 問題へのアプローチ方法、リサーチ方法
- 問題の整理・分析
- レポートの作成
- 問題解決策の立案
- コンセプトの設定
- 目標設定
- ビジョンの創造
- 達成プロセスの設計
- メソッドの開発
- プレゼンテーション
- プレゼンテーションの構成
- 企画書の作成方法
- 話し方、説得力
- 変革の推進
- ビジョン、目標の浸透化
- プロジェクト推進能力
- 組織文化の変革
- コンフリクトの処理能力
- 成果の創造
- コンサルティングスキル
- カウンセリングの知識と技法
- カウンセリングの定義と基礎理論(問題開発カウンセリングと開発的カウンセリング、
主要なカウンセリング理論)
- 経営コンサルティングにおけるカウンセリングの必要性(相談者とのコミュニケーショ
ンの在り方とカウンセリングの応用、経営者の心理的特徴と成長支援)
- カウンセリング技法とその展開(マイクロカウンセリング、ヘルピング法等)
- コーチングの知識と技法
- コーチングの定義とコーチの役割
- 経営コンサルティングにおけるコーチングの必要性(目標達成への心理的支援、相談者
のタイプによるコミュニケーションの方法)
- コーチングのプロセスとスキル(クライアントのタイプ分け、話の聞き方、クライアン
トの言動観察、アドバイス方法、関係づけ、開発、戦略プラン、挑戦)
- タイプ別コーチング方法(企業家タイプ、マネジャータイプ、経営者・重役タイプ)
(試験方法)コンサルティング理論→筆記試験(選択式、短答式、論述式)
コンサルティングスキル→筆記試験(選択式、短答式、論述式)、面接試験
(研修方法)座学による知識の習得及びロールプレイングやケーススタディ、実習(インター
ンシップ)による実践能力の獲得
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MARUYAMA Satosi