経済学・経済政策

作成日:2000-10-19
最終更新日:

(科目設置の目的)

企業経営において、基本的な経済指標の動きや為替、国際収支、市場動向などを把握するこ とは、経営者がビジネス上の意思決定を行う際の基本である。また、企業財務を学ぶために、 ミクロ経済の知識を身につけることも必要である。そこで、経済学の主要理論及びそれに基づ く経済政策について科目を設ける。

(内容)
  1. 国民経済計算の基本的概念

    GNPの三面等価、貯蓄と投資の恒等関係、総需要と総供給

  2. 主要経済指標の読み方

    GDP、雇用統計、鉱工業生産指数、消費者物価指数、卸売物価指数、工業統計、 商業統計、産業連関表他

  3. 財政金融政策と利子率

    IS曲線、LM曲線、国民所得と利子率、マネーサプライ、財政政策、金融政策

  4. 国際収支、為替変動

    国際資本移動、国際収支と為替相場、国際資金フロー

  5. 主要経済理論

    ケインズ理論、サプライサイド理論、マネタリズム

  6. 市場メカニズム

    需要と供給、弾力性、市場の均衡、市場の失敗(外部効果、公共財、情報の非対称性)

  7. 企業行動と供給曲線

    利潤最大化、限界生産性、費用曲線とサンクコスト、収穫逓増・逓減

  8. 不完全競争

    独占と企業行動、寡占と価格硬直性

(試験方法)筆記試験(選択式、短答式)
(研修方法)座学による知識の習得

まりんきょ学問所中小企業診断士(休止中)勉強の部屋 > 経済学・経済政策


MARUYAMA Satosi