次の日、気を取り直して街へとくり出したぷう太さん。
あいかわらずの曇り空。
・・・で、お約束。 沖縄ではどこの家や店も
門とか屋根とかに「シーサー」がいます。
そしてシーサーの目のところには「隠しカメラ」がしこまれていて、
常にアナタを狙ってます。
(たぶんウソ)
お土産屋さんにも、必ずシーサーが売ってます。
もし知り合いが沖縄に行って、
「いやぁ、シーサー売り切れてたよ。」
とか言ったら、それはウソです。
といいますか、
オキナワン・ジョークです。
笑ってあげてくださいね。
お昼はとりあえずテキトーなソバ屋で。
朝・夕は民宿で出ますので。
ちなみに我々(多摩川ぷう太&”なにものか”)の泊まった民宿は
おばさん手作りの沖縄の家庭料理を出すことで有名なとこ。
ガイドブックとかにもよく載っています。(「民宿石垣島」)
これが「ソーキそば」。
「ソーキ」ってのは豚の軟骨ですね。 写真の茶色のがそれです。
茶色いの、豚ですからね。 変な想像しないように。
で、感想・・・・
麺はスパゲティー、スープはラーメンとソバを混ぜて薄くした感じ、
豚は3個も入っているのでさすがに飽きる。
・・・・いや、まぁでも、そんなに・・・不味いってこともなく・・・
「食べましたよ。」
と言うために食べる、みたいな感じで。
沖縄料理ってだいたいそんな感じです。
ゴーヤチャンプル(にがうりの入った野菜炒め)しかり・・・
グルクン(沖縄の県魚)のからあげしかり・・・
あ、右上の青いグラスは「泡盛」(水割り)。
なかなかうまいよ。
観光船に乗り込んだぷう太さん。
「ぃぃやっっふぉ〜〜〜〜〜い!!」と奇声をあげつつ。
でも空はこんな感じで。 結構波、アレアレですぞ。
平日の、しかもこんな曇り空なので、観光船には客もまばら・・・というか、
「客、他にいないやんっ!」
客は我々しかいませんでした。
我々の為だけに動かしてくれた観光船(一人2000円)。
船はグラスボート(下のほうがガラスになっていて、海の中が見える)
になっていて、サンゴや魚がいっぱい見えますぞ。
写真ではわかりにくいですが・・・ホントはもっとキレイです・・・
「キレイや・・・今日のお前はん、ほんまキレイや・・・」
とか言おうが言うまいが、誰もツッコまず。(なんせひとり)
というか、
このとき(船が出発して30分)すでに”なにものか”は
かなりテンパってます。
謎の汗をダラダラ流しつつ、なまあくび連発しつつ・・・
さっきのソーキそばと泡盛も相まって・・・ううううう。
でも客は僕ひとりなので、誰も心配してくれません。(笑)
ま、心配されたってどうしようもないからね。
船を降りてから、港のわきの公園のベンチで二時間ほど寝て体調を戻す。
独り旅ならでわの「その場しのぎ的行動」。
ツアーだといろんな人に心配かけたり、恥ずかしかったりで
面倒ですからね。 「ひとりっていいなぁ」と思いました。
とりあえず、寝たら直りました。
リターンキーを押すこともなく・・・(笑)