「待て、待つんだぷう太。
そう事態を焦るもんじゃない。」
「へ? 誰ですか?」
ぷう太の背後にナゾの黄色いジャンパー。
「僕? 僕かい?
わからないかい?
わからないのかい?
そうなのかい?」
「僕はジャッキー。」
「アイム、ジャッキーねっ!
ジャッキ−★チェンねっ!」
ババーん。
「え!? ジャッキーなの!?
ホントにあのジャッキーチェンなの!?」
「ホントデス。 ニホンダイスキー。
ニホンジン、ボクノエイガミテクダサーイ。
ウチャン、ゲンキデスカー。」
「・・・あーなんか・・・本物っぽいなぁ。
ウッチャンナンチャンのウッチャンを『ウチャン』て言うところなんかが
本物のジャッキー・チェンぽいなぁ。
でも僕はウッチャンじゃなく、ぷう太だよ。」
「ボーボーチャ、マイニチ、ヌンデマッス。」
「ねぇねぇジャッキーチェ〜ン〜、そんなことよりさぁ、
僕は今、妹のぷう子を探しているんだよ。
どこに行ってしまったか知らないかい?」
「クンフーね! まずはクンフーね!」
「・・・やれやれ、まいっちゃうなぁ。
ジャッキー・チェ〜ンてばまいっちゃうなぁ。」
そんなこんなで、ぷう太氏はまた北海道へ飛ぶことになった。
2001年4月27日の話。
今回はXーウイング(レゴ)に乗って、宇宙経由で。
ゴゴゴォーーーーーー。