01『出発編(出発)』
 

「待て、待つんだぷう太。
そう事態を焦るもんじゃない。」

「へ? 誰ですか?」

ぷう太の背後にナゾの黄色いジャンパー。
 


「僕? 僕かい?
わからないかい?
わからないのかい?
そうなのかい?」
 


「僕はジャッキー。」


「アイム、ジャッキーねっ!
ジャッキ−★チェンねっ!」

ババーん。


「え!? ジャッキーなの!?
ホントにあのジャッキーチェンなの!?」

「ホントデス。 ニホンダイスキー。
ニホンジン、ボクノエイガミテクダサーイ。
ウチャン、ゲンキデスカー。」

「・・・あーなんか・・・本物っぽいなぁ。
ウッチャンナンチャンのウッチャンを『ウチャン』て言うところなんかが
本物のジャッキー・チェンぽいなぁ。

でも僕はウッチャンじゃなく、ぷう太だよ。」

「ボーボーチャ、マイニチ、ヌンデマッス。」
 

「ねぇねぇジャッキーチェ〜ン〜、そんなことよりさぁ、
僕は今、妹のぷう子を探しているんだよ。
どこに行ってしまったか知らないかい?」
 
 


「クンフーね! まずはクンフーね!」
 

「・・・やれやれ、まいっちゃうなぁ。
ジャッキー・チェ〜ンてばまいっちゃうなぁ。」

そんなこんなで、ぷう太氏はまた北海道へ飛ぶことになった。
2001年4月27日の話。


今回はXーウイング(レゴ)に乗って、宇宙経由で。

ゴゴゴォーーーーーー。
 



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