超音波医学会専門医。腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意です。 膀胱炎・尿道炎・男子不妊症では、院長自身が顕微鏡検査(尿・精液)を行います。 皮膚科学会認定専門医ではありませんが男性皮膚科も標榜しています。
紹介率65%のハードル。
大病院は地域医療支援病院と認められると、支払われる入院費が高くなります。 4月の改定で、紹介率60%だったハードルが65%に引き上げらる、とのことです。
これが達成できないと、病院は収入減。 厚労省は、診療報酬が高い病院を今より減らそうとしているわけですから、 簡単に達成できる数字ではありません。
例えば新患が100人来る病院。 今は紹介患者が60人、紹介なし患者が40人だとしましょう。
紹介患者が5人増えて、紹介なし患者が5人減れば紹介率65%のハードルを達成できます。 紹介患者が60人のままであれば、紹介なし患者を32人にまで減らす必要があります。
医者がやれることは、紹介してもらえる評判のよい病院にすること、 医事課職員ができることは、来院してしまった紹介なし患者をひたすら拒むこと。
私が理解するところ、院内の内科から外科への紹介も、外科にとっては新患ですから、紹介率計算での分母に入ります。 初診受付が完全にシャットアウトしても紹介率は100%にはなりません。
大病院とクリニックが役割分担することは大切なことですが、 大病院で門前払いされ、 しかたなく門前の開業医に来られた方に、 満足してもらえる医療を提供するのは、 これまたハードルが高い。
北部病院の受付前にあるパソコンは横浜市医師会の「あなたの街のお医者さん」だけ閲覧できる設定。 原稿の変更をお願いしています。
2月2日加筆。
横浜市医師会の「あなたの街のお医者さん」の原稿変更が完了しました。
備考欄に、 皮膚科全般には対応していません。 受診前に電話で確認下さい。 を書きくわえていただきました。
都筑区医師会の「町のドクター案内」も閲覧できるのですが、 こちらは、あいうえお順なので当院はトップには出ないので安心。
標榜科目を泌尿器科・その他に変更していただきましたが。
2014年1月27日の院長ブログ原稿