泌尿器科医・木村明の日記


三毛作に異変


[木村泌尿器皮膚科公式ブログ]

皮膚科と泌尿器科を標榜することのメリットのひとつは、
夜間頻尿の冬と皮膚科の夏の二毛作であること。
GoogleでPSAで検索するとトップ10に出て来る当院には、もうひとつ、PSA健診の春があって、
三毛作なんです。
患者数を農業に例えるな、とお叱りを受けるかもしれませんが、
職員を雇用し続けるうえでは、年間通じて、忙しさは季節変動がないほうが良いわけです。
今年は、PSA健診の春がありませんでした。
今年6月までに行った前立腺生検は13例でした。
ところが、7月だけですでに7例、予約を入れると8例です。
来月にも予約が入っています。
今年はPSA健診の夏です。
ここに皮膚科の夏が加わって、ちょっと疲れる日々です。
トビヒ水いぼの患者さんの合間に、
PSAとは、とか、生検を受けるべきか、とかを説明するのは結構大変。
ポリオ出動(赤ちゃんの泣き声の中、1時間半に50人超を診察)会場で、セカンドオピニオンの説明をしているようなものです。
室温28度も手伝って、院長の汗は止まりません。

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