泌尿器科医・木村明の日記


がんばれ日本企業


パスポートを前回もらったのは1999年。その年に参加したのはスカンジナビア泌尿器科学会


PSA densityを正確に計算するための前立腺体積の計測法という、かなりマニアックな発表をさせてもらいました。

夏至の頃にアイスランドのレイキャビクで開かれた学会

太陽は沈まず、楽しいときを過ごしました。いい思い出です。


バイキングレストランでの懇親会には山之内製薬の旗が立っていました。

山之内製薬のハルナール(ヨーロッパではオムニーク、アメリカではフローマックス)が前立腺肥大症の第1選択薬になろうとしていた頃でした。

山之内製薬の担当者の方は、アイスランドかデンマークの方で、日本人はいませんでしたが、山之内製薬の旗を見て、なんか誇らしく思いました。

2009年6月に開かれるスカンジナビア泌尿器科学会。今年もレイキャビクで開かれます。

スカンジナビア5カ国で持ち回りしているので、また今年もアイスランドの順番なだけかも知れませんが。

またレイキャビクに行きたいと思いました。今年も夏至の頃。

でも、日本から行くには遠いんですよね。1999年にはロンドン経由で行きましたが、たぶん今も直通便はないしょう。

なので、今年はオーストラリアの国際超音波医学会に行く事にしました。

さて、今年のスカンジナビア泌尿器科学会ですが、今回もプラチナ・スポンサーはアステラス(もと山之内)。

アステラスの過活動膀胱治療薬の名前は欧米でもベシケアでしょうか?

プラチナの下に、ゴールド(展示スペースが8平方メートル)・シルバー(6平方メートル)・ブロンズスポンサー(4平方メートル)があるのですが、アステラス製薬以外のスポンサーはGEの販売代理店1社だけがブロンズ・スポンサーに手を挙げています。

学会というと、機器展示会場で、最新の膀胱鏡結石破砕装置を見るのも楽しみですが、ストルツやドルニエは広告費がないのでしょうか?

国際超音波医学会の方も、筆頭のスポンサーは東芝。

がんばれ日本企業

さて今日4番目に来られる新患の方が、10000人目です!
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