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滞在時間と売り上げは比例するのだそうです


7月22日(日)に放送されたNHKの経済羅針盤には、ジュンク堂書店の社長が登場。「客は売り場に設けられたいすに座ってゆったりと本を楽しむことができ、十分吟味した上で購入することができます。」
そして、滞在時間と売り上げは比例するのだそうです。ですから、立ち読み大歓迎なのだそうです。港北みなもにできた蔦谷書店のなかにはスターバックスがあって、買っていない本もそこで読むことができます。
私は、本屋でそんなに時間を過ごす事がないのですが、横浜駅相鉄ジョイナスの神戸点心PAOPAO(横浜駅で神戸のシュウマイを買うのも変ですが)でシュウマイを買うとき、人がいっぱい並んでいて待ち時間が長くなるほど、余計なものまで買ってしまいます。待ち時間がなければ、目的のシュウマイだけを買って帰るのですが、皆がいろんなものを注文しているのを聞くでもなく聞きながら、きょろきょろしていると、肉まんも注文したくなります。
で、ここから話は急展開。強引な話運びにびっくりかもしれませんが、土曜日、待ち時間が長くなると、泌尿器の病気のついでに皮膚科(水虫・湿疹)も診てほしい、という患者さんが増えるように思います。
勿論、土曜日しか病院(医院)にかかれないので、全て1回で済ませたい、という患者さんもいらっしゃるでしょうが、待っている間に、待合室にあるパンフレットを読んで、これも見てもらおう、と思われるのでは、と感じます。
ですので、ちょっと混み始めて、待ち時間が発生し始めると、お一人の診療に要する時間が余計に長くなり、ますます混んでしまいます。待ち時間がないと、患者さんも来院目的を済ませるとすぐ帰られるので、スムーズに流れるように思います。
これもNHKだった思いますが、高速道路で車がスムーズに流れている時と、渋滞している時とで、車の量は30%しか増えていない、という話を聞いたような気がします。
泌尿器科と皮膚科を標榜しているだけでも大変ですから、これで整形外科と内科も標榜していたら、大変でしょうね。当院では、そういうときは、「あすなろ整形に行ってみれば」とか、「隣に内科の先生がいますよ」で逃げられますが。
ちなみに、泌尿器科の薬のついでに、皮膚科の薬を処方しても処方箋料は同じですので、滞在時間と売り上げは比例しません。
ただ、御家族が皮膚科の病気になった時いらしててもらえるので、最終的には売り上げにも貢献しているのす。

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