≪ 見どころ ≫
モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソなど、まさにヨーロッパ近代絵画の巨匠たちの名画が一挙に来日した。1885年に創立して以来、自動車業界の有力者らの資金援助を通じて、世界屈指のコレクションを誇る美術館として成長したデトロイト美術館。ゴッホやマティスの作品をアメリカの公共美術館として初めて購入したのもデトロイト美術館だった。美術館のコレクションの中核を成している印象派、ポスト印象派、20世紀のフランス、ドイツの数々の傑作の中から選りすぐりの名画を紹介していた。
今回の展覧会は、会期中の月曜・火曜(祝日含む)のみ写真撮影が許可されていた。ピカソ、ルオーなど一部の禁止絵画12枚を除き、40枚がSNSへの掲載が許可されている。特に、ゴッホのオワーズ川の岸辺、オーウェルにて、ゴーギャンの自画像などが日本初上陸。何回も感動できるようにWEB画廊として記録した。また、同時期に、東京都美術館では、ゴッホとゴーギャン展が開催されていた。こちらも、ゴッホとゴーギャンの椅子などが対比され、非常に興味深いものだった。同じ日に両方の展覧会をはしごでき、非常に嬉しい一日となった。
なお、右画像のリンク動画から「デトロイト美術館展・大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち」内覧会の様子もわかる。(出典:産経新聞)
※ 開催場所/期間: 上野の森美術館 2016年10月7日(金)〜1月21日(土)
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