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zSync Extreme

開発途中(2003/03/25)版

　ザウルスMI-Eシリーズ（動作確認に使っているのはMI-E21）の「スケジュール」「アドレス帳」「ミュージック」とMacOS Xの「iCal」「アドレスブック」「iTunes」をシンクロさせるソフトです。ザウルスのデータファイル（.BOXファイル）を直接読み書きしますが、.BOXファイルの構造は公開されていないので私が勝手にファイルを解析した結果に基づいてファイルの読み書きが行なわれます。ファイル構造を完全には解析できていないので、何が起こるかわかりません。何が起こっても私のせいにしないでください。どんなことになっても私は責任取れません。ごめんなさい。

　うお〜、間違えてとんでもないページにきてしまったっ、という方はzSync2のページへどうぞ。

　とは言ってもMac側のデータを削除する機能はないので、その点は安心してください。ザウルスで修正すると該当するMac側のデータも修正されますが、ザウルスで削除をしてもMac側のデータは削除されません。Mac側のソフトをメインで利用しているならちょっとは安心。

さて、使い方は

1. ザウルスのCFカードまたはSDカードのうち、ユーザー設定でメモリーカードに設定してある方のカードを適当なカードリーダでMacにマウントします。
2. zSync Extremeを起動してください
3. シンクロ内容の設定をして「zSync」ボタンをクリックしてください
4. 「__ZAURUSフォルダを指定して」といわれるので、マウントしたカードの中にある「__ZAURUS」フォルダを選択してください
5. シンクロが終了するまでお待ちください
6. シンクロが終了したらzSync3を終了して、カードをザウルスにセットしてください
7. ザウルスの電源を入れて、カードボタンでデータを切り替えてみましょう

どうです？うまくいきましたか？

アドレスデータのシンクロで重要なこと

• アドレスブックでは姓と名が別項目になっていますが、ザウルスのアドレス帳では氏名が一つになっています。ザウルスでは氏名の姓と名の間に半角スペースを入れておくと、ちゃんと姓と名を分割してシンクロします。
• ふりがなも同様です。振り仮名の場合は姓と名の間に全角スペースを入れておいてください。
• アドレスブックでは勤務先に関する情報が「所属」だけなのに対し、ザウルスのアドレス帳では「会社名」「所属」の２項目で構成されています。アドレスブックの所属欄で会社名と部署名の間に半角スペースを入れておくと、zSyncはこの部分で分割して前半を会社名、後半を所属としてザウルスへ書き出してくれます。例えばアドレスブックで「（株）○×商事 東京営業本部営業一課」と書いてあれば、商事と東京の間の半角スペースで分割してそれぞれ会社名、所属として書き出します。
• ザウルスのアドレス帳には「企業名よみ」の項目がありますが、アドレスブックにはこの項目がありません。「企業名よみ」の項目が必要な場合はアドレスブックのメモ欄に「かいしゃめい」のように記入しておいてください。zSyncはからの間にある文字を「会社名よみ」と解釈してザウルスへ書き出します。
• アドレスブックでは住所欄が都道府県、市町村、その他に分割されていますが、ザウルスでは一つになっています。ザウルスの住所欄で都道府県、市町村、その他をそれぞれ半角スペースで区切っておくと、zSyncはちゃんとそれらを分割してシンクロします。

わかっている問題点は

• Classic環境が起動していると、zSync Extremeが起動できないことがあります。
• MI-E1ではiCalのシンクロが使えないらしい（爆）。
• iCalの繰り返しイベントは、その初回日だけがザウルスに転送されます。
• ザウルスの記念日や休日情報などの繰り返しデータはシンクロの対象外です。
• アドレスブックのデータはiCal、Mailなどの他のソフトから参照されているので、ユーザーが意識していないうちに一部の人のデータの修正時刻が進んでいることがあります。この結果、ザウルス側でアドレスデータを修正したにもかかわらずMac側のデータの方が最新であると判断されて、Mac側の情報に戻されるようなシンクロが起こることがあります。

　現在、完全版を目指して改良を進めています。ご意見・ご希望はds1i-hsmt@asahi-net.or.jp（久光）までメールでお願いいたします。

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