お笑い百人一首
041
恋すてふ我名はまだき立ちにけり人しれずこそおもひそめしか（壬生忠見）
その案山子あのまま今も立ちにけり人しれず何をおもひそめしか（ポコ）
042
ちぎりきなかたみに袖をしぼりつつ末のまつ山波こさじとは（清原元輔）
かぎりなくかために袖をしぼりつつ次の舟まつ波こさじよと（ポコ）
043
逢ひ見ての後の心にくらぶればむかしは物をおもはざりけり（中納言敦忠）
リーチした後の心にくらぶればむかしは物をおもはざりけり（ポコ）
044
逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし（中納言朝忠）
おおあたり続けてしなくばなかなかにパチンコ台をも恨みざらまし（ポコ）
045
あはれともいふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな（謙徳公）
あなただといふべき人は思ほえでそろそろいたずらやめるころかな（ポコ）
046
由良の門をわたる船人かぢをたえ行く方も知らぬ恋の道かな（曾禰好忠）
由良の門をわたる船からピスタチオ産地も知らぬ乾き物かな（ポコ）
047
八重むぐらしげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋はきにけり（恵慶法師）
やいモグラしげれる草のつちの下で人こそ見えねと食べ過ぎるなよ（ポコ）
048
風をいたみ岩うつ波のおのれのみくだけて物をおもふ頃かな（源重之）
風にいたみ波や岩にもおののいてくだけた船はおもき塵かな（ポコ）
049
みかき守衛士のたく火の夜はもえひるはきえつつ物をこそおもへ（大中臣能宣朝臣）
冬まつり稚児のたく火の夜はもえひるももえつつ餅をこそこがす（ポコ）
050
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなとおもひぬるかな（藤原義孝）
玉がため惜しからざりし龍馬さへ王手馬うけおもひぬるかな（ポコ）
【参考文献】『親子で覚える百人一首』新藤協三監修 KKベストセラーズ