指揮者・独奏者のご紹介(出演当時の経歴より抜粋・敬称略)
本文へジャンプ  

藤崎 凡/初代常任指揮者(1987/05〜1989/11)

  • 慶応義塾大学文学部卒業後、桐朋学園大学音楽部に、オーケストラ研究生(指揮専攻)として入学。在学中指揮を尾高忠明、小沢征爾、秋山和慶、高階正光、J.フルネの各氏に、ピアノを池田素子氏に、それぞれ師事。
  • 1988年夏アメリカのタングルウッド・ミュージックセンターに留学、L.バーンスタイン、G.マイヤー等のクラスで研鑚を積んだ。
  • 仙台フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢等を指揮。

立田 あづさ/第1回定期演奏会ヴァイオリン独奏(1987/11/15)

  • 桐朋学園女子高等学校音楽科在学中、全日本音楽コンクールヴァイオリン部門全国第1位。
  • 卒業後、パリ国立音楽院に留学。
  • 昭和60年帰国、ヴァイオリンを久保田良作、ミッシェル、オークレールマリークロード、ドゥブニ、徳永信子の各氏に、室内楽をジュヌビエーブ、ジョワ女史に師事。

萩谷 康一/第2回定期演奏会フルート独奏(1988/05/22)

  • 国立音楽大学フルート科において高橋安治教授に師事、卒業後西ドイツ国立シュツットガルト音楽大に留学、クラウス・ショッホウ教授のクラスで、同教授とオーレル・ニコレ教授によるフルートソロ・アンサンブル・オーケストラ奏法の過程を終了。
  • 港北区民交響楽団創立以来、当団のアドバイザー。

熊谷 奈緒子/第3回定期演奏会ピアノ独奏(1988/12/04)

  • 4才よりピアノ・ソルフェージュを宗ミチノ氏に師事。
  • 8才よりピアノを宗施月子氏に師事。
  • 1987年桐蔭学園高等学校女子部に入学
  • 1988年第4回神奈川学生音楽コンクールのピアノ部門高校生の部第2位・県教育委員会教育長賞受賞。


岡谷 治夫/第5回定期演奏会ホルン独奏(1989/11/12)

  • 1968年、武蔵野音楽大学に入学、薗清隆氏に師事。
  • 1972年、同大学を卒業し、新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。
  • 1978年、アメリカのノースウェスタン大学(シカゴ)にて、D.グレヴェンジャー氏に学ぶ。
  • 現在、新日本フィルハーモニー交響楽団ホルン奏者。

横山 俊充/2代目常任指揮者(1990/05〜1993/11)

  • 桐朋学園大学オーケストラ研究科において指揮を秋山和慶、小沢征爾、上杉隆治の各氏に師事。作曲理論を三善晃コントラバスを提俊作の各氏に師事。
  • 松本国際オルガンフェスティバルにおいてウィーン国立アカデミーのラドウレスク教授とヘンデルのオルガン協奏曲他を協演。
  • 九州交響楽団、都響メンバーによる東京メトロポリタン室内管弦楽団に客演他、千葉少年少女オーケストラ、東京薬科大学などに客演。

小原 佳子/第7回定期演奏会ピアノ独奏(1990/11/11)

  • 大阪音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。
  • 大阪音楽大学大学院修士課程器楽専攻(ピアノ)修了。
  • 武田邦夫、平井丈二郎、安川加寿子、中川和義の各氏に師事。イエルク・デムスのレッスンも受ける。
  • 京都市交響楽団、関西フィルハーモニー交響楽団等との協演、宝塚ベガホールでリサイタル等。

水野 佐智香/第8回定期演奏会ヴァイオリン独奏(1991/05/19)

  • 東京芸術大学にて海野義雄氏に師事。
  • 1974年、第44回音楽コンクール第1位レウカディア賞受賞。
  • 1980年、第15回民音コンクール(室内楽の部)第1位入賞。
  • 1978年〜1983年、東京シティ・フィル管弦楽団コンサートマスター。
  • 東京フィル、新日本フィル等と協演。

堀 了介/創立5周年記念第9回定期演奏会チェロ独奏(1991/12/15)

  • 桐朋学園音楽科に学ぶ。8才の時より斉藤秀雄氏の薫陶を受ける。
  • 1967年、第36回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位入賞。
  • 1968年、読売日本交響楽団入団。
  • 1969年、ウィーンに留学、ウィーンコンセルバトリウムにて、ニコラウス・ヒューブナー氏に師事。翌年最優秀賞を受賞して卒業。ジュネーブにて2年間ピエール・フルニエ氏に師事。帰国後NHK交響楽団主席奏者。現在東京音大助教授。
  • 東京フィル、新日本フィル等と協演。

天満 敦子/第11回定期演奏会ヴァイオリン独奏(1992/11/08)

  • 東京芸術大学卒業、同大学院修了。
  • 第43回日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位、チリ・チャンチャゴ市国際ヴァイオリン・コンクール大賞(第1位)、ロン=ティボー国際コンクール特別銀賞受賞。
  • リサイタル、室内楽、N響等主要オーケストラと協演、1984年からはヨーロッパ演奏旅行を行い成功を収める。

遠藤 優子/第12回定期演奏会ソプラノ独唱(1993/05/23)

  • 東京芸術大学卒業、同大学院独唱科修了。
  • 1980年、第49回音楽コンクール声楽部門第1位受賞。文化放送音楽賞受賞。その後モーツァルテウム大学(オーストリア)、ドイツ、イタリアにて研修。
  • 1989年、日墺文化協会フレッシュコンサートにて奨励賞受賞。

白河 和治/3代目常任指揮者(1994/05〜2007/01)
指揮者インタビュー

  • 1973年、東京芸術大学音楽部器楽科卒業。
  • Fgを三田平八郎、指揮を山田一雄氏に師事。外山雄三氏、岩城宏之氏のアシスタントをつとめ、「二期会」「藤原歌劇団」「東京室内オペラ協会」等で副指揮者として活躍。
  • 1978年から「京都市交響楽団」「新星日本交響楽団」「熊本交響楽団」「茨城交響楽団」「静岡フィルハーモニー交響楽団」「虎の門交響楽団」「全国アマチュアオケフェスティバル」「プリンツェンガルテンフィル」「筑波大学管弦楽団」「熊本大学フィルハーモニー」「長崎大学交響楽団」「東京女性アンサンブル」「東京六大学混声合唱団」「明治大学混声合唱団」を指揮。
  • 1982年、ヨーロッパに渡り、ラファエル・クーベリック氏の「指揮者のためのマスターコース」で学ぶ。1995年、ニューヨークにおいてオーケストラ及びオペラの分野の研究を行う。
  • 現在、山梨学院短期大学教授、YGUアルテラ室内管弦楽団音楽監督。

    (2005年1月31日更新・加筆)

横山 奈加子/第16回定期演奏会ヴァイオリン独奏(1995/05/21)、港北区明るい選挙推進ファミリーコンサート(1998/09/20)、クラシック・リクエスト・コンサート(1999/10/11)



3回協演していただきました!
  • 6才よりヴァイオリンを始める。
  • 桐朋女子高等学校音楽科を経て1994年桐朋学園大学音楽部卒業。同年、港北区大倉山記念館にて初リサイタルを行う。1997年、同大学ソリスト・ディプロマコース修了。
  • 1991年、第60回日本音楽コンクール第3位入賞。
  • 1992年、第5回日本国際音楽コンクール奨励賞。
  • 1994年、第10回チャイコフスキー国際音楽コンクール第5位入賞。
  • 1996年、第1回宮崎国際室内音楽祭に出演。JTアートホール室内楽シリーズ「ユーリ・パシュメットと日本の仲間達」に出演。
  • 1997年、新日鉄プロミシング アーチストシリーズに出演、紀尾井ホールにてリサイタルを行う。
  • 1998年、神戸にてフルトベンクラー:ヴァイオリンソナタNo.2の本邦初演を行う。
  • NHK-FM「土曜リサイタル」、「FMリサイタル」に出演
  • 村井陽子、安田明子、江藤アンジェラ、江藤俊哉の各氏に師事。
  • 現在、港北区師岡町に在住。
  • violinist 横山奈加子 公式ウェブサイト
  • ♪ヴァイオリニスト 横山奈加子 official blog♪

横山 和加子/親子のための世界名曲コンサートヴァイオリン独奏(1996/10/26)

  • 5才よりヴァイオリンを始める。
  • 桐朋女子高等学校音楽科を経て、現在桐朋学園大学4年在学中。
  • 多摩フレッシュ音楽コンクール1993弦楽器部門入選。
  • 1996年、第1回江藤俊哉ヴァイオリンコンクールヤング・アーティスト部門入選。

三舩 優子/創立10周年記念第19回定期演奏会ピアノ独奏(1997/01/26)

  • 1988年、第57回日本音楽コンクール第1位入賞。併せて野村賞、井口賞、河合賞を受賞。
  • 1990年9月、文化庁派遣研修員としてジュリアード音楽院留学、マーティン・キャニンに師事。
  • 1991年10月、フリーナ・アワーバック国際ピアノコンクール優勝。カーネギーホールでリサイタル。
  • 1996年1月、モスクワ・フィルハーモニー交響楽団と全国各地において協演し好評を博す。

趙 静 (ZHAO JING)/第20回定期演奏会チェロ独奏(1997/05/25)

  • 北京生まれ。5才よりチェロを始め、宗涛氏に師事。
  • 1989年、北京中央音楽学院に入学。1995年、東京音楽大学付属高等学校に留学生特別奨学生として入学。
  • 1996年第2回全日本ビバホールチェロコンクール第1位、同年、佐賀市文化会館にてピアニスト清水和音氏、ヴァイオリニスト堀正文氏とともにピアノトリオを演奏。
  • 現在、東京音楽大学付属高等学校第2学年在学中。堀了介氏に師事。

三縄 みどり/港北芸術祭ソプラノ独唱(1997/11/16)、第39回定期演奏会(2007/02/11)

  • 熊本市出身。
  • 東京芸術大学卒業。同大学院オペラ科修了。
  • 「ラ・ボエーム」「フィガロの結婚」「カルメン」「神々の黄昏」「椿姫」「トスカ」「ドン・ジョバンニ」「魔笛」「コシ・ファン・トゥッテ」等、数多くのオペラに主演。ワーグナーの「妖精」「恋愛禁令」を歌い好評を博す。
  • 「欲望という名の電車」日本初演ではステラを歌い高い評価を得る。
  • N響、都響、東響、京響、札響他、各地のオーケストラ、内外の著名な指揮者と共演、数多くのオラトリオ、ミサ曲、交響曲のソプラノソリストとして活躍している。
  • NHK・FMリサイタルや、テレビ朝日「題名のない音楽会」にも出演。唱歌、童謡、日本歌曲のリサイタルも各地で開くなど、幅広く活動している。
  • 2000年に日本の歌のソロアルバム「ひとりぼっちがたまらなかったら」を、2006年には「中田喜直歌曲集」をリリース。
  • 現在二期会会員、日本演奏連盟会員、横浜市シティオペラ会員。
   (2007年2月12日更新・加筆)

二階谷 悠介/港北芸術祭テノール独唱(1997/11/16)

  • 東京芸術大学卒業。同大学大学院修了。
  • 高 丈二、小野光子、箕田まり子の各氏に師事。
  • 東京オペラ・プロデュース公演「ドン・ジョバンニ」のドン・オッターヴィオ役でオペラ・デビュー。以来「椿姫」「ロメオとジュリエット」(グノー作曲、日本初演)「ラ・ボエーム」「リゴレット」等数多く出演。特に「ロメオとジュリエット」では、タイトルロール:ロメオ役を熱演し絶賛を浴びた。
  • ロシア歌曲研究会所属。

小栗 純一/港北芸術祭バリトン独唱(1997/11/16)

  • 東京芸術大学卒業。劇団四季にて研鑚を積む。
  • 二期会公演「メリーウィドウ」「こうもり」をはじめ「スペードの女王」「魔笛」「コシ・ファン・トゥッテ」「トゥーランドット」「カルメン」「学生王子」「チャールダッシュの女王」等、数多くのオペラ、オペレッタに主役として出演。一昨年は、「ドン・ジョバンニ」のタイトルロールを歌う。
  • 松村直行、立川清登、畑中良輔の各氏に師事。
  • フェリス女学院大学講師。横浜シティオペラ運営委員。二期会、青の会各会員。

コーロ・みお/港北芸術祭女声合唱団(1997/11/16)

  • 横浜近郊在住の主婦を主としたアマチュアの女声コーラスグループ。
  • 指揮者は二期会会員の中村博之、ピアノ・中島慶子、ボイストレーナーは二期会会員の田中奈美子の諸先生のご指導のもと、1959年創立以来38年間にわたり"歌は心"をモットーに歌い続けている。
  • 県、市、区、主催の各種ステージに参加、その他、公共催事、ボランティア活動にも積極的に参加協力し、地域に根ざした演奏活動を幅広く行っている。

田中 梢/第23回定期演奏会ピアノ独奏(1999/01/31)

  • 東京学芸大学音楽科卒業。本間徳男氏、宮田清氏、井内澄子氏に師事。
  • ザルツブルグサマーセミナー・ドイツリート講習会に参加、ファイナルコンサートに出演する。
  • サントリー小ホールでのリサイタルの他、各地でコンサートに出演している。最近では大町陽一郎氏とチャイコフスキーのピアノ協奏曲を、藤崎凡氏とモーツァルトのピアノ協奏曲K466を共演、好評を得ている。
  • また、声楽・合唱を中心とした伴奏者として 幅広い分野で演奏活動を行っている。二期会ピアニストを経て、現在東京芸術大学オペラ科講師。

三浦 はつみ/第23回定期演奏会オルガン演奏(1999/01/31)

  • 東京芸術大学卒業。83年日本オルガニスト協会主催第3回オルガンコンクール第1位。
  • 90年第8回スイスオルガンコンクール最高位入賞。85年ピストイア賞受賞、イタリアピストイア市の奨学生としてイタリア国際オルガン音楽アカデミーに参加。
  • 96年渡米、ニューイングランド音楽院で林佑子氏に師事。アーティスト・ディプロマを授与される。
  • フェリス女学院大学非常勤講師、立教学院諸聖徒礼拝堂オルガニスト、横浜みなとみらいホールオルガニスト。

三浦 章広/第27回定期演奏会ヴァイオリン独奏(2001/02/12)

  • 4才よりヴァイオリンを始める。84年筑波大学人間学類を卒業、翌年NHK交響楽団に入団。
  • 89年アフィニス文化財団の奨学生としてミュンヘンに留学。
  • 93年大阪、東京でデビューリサイタルを行い、高い評価を受ける。
  • 99年、新星日本交響楽団の主席コンサートマスターに就任。01年、東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターに就任。
  • 第53回日本音楽コンクール入選、第21回東京国際音楽コンクール弦楽四重奏部門にて斎藤秀雄賞、第25回ティボール・ヴォルガ国際ヴァイオリンコンクール(スイス)で第1位空位の2位など、多数受賞。

吉田 行地/客演指揮者・第28回定期演奏会(2001/06/03)

  • 5才より子供のための音楽教室にて萩原洋造、萩原房子の両氏に音楽教育を受ける。10才よりクラリネットを萩原定雄氏に師事。
  • 早稲田大学を経て、91年洗足学園大学付属指揮研究所入所。マスタークラス研究生として同大学のオペラ公演、新曲発表会などで研鑚を積む。96年研究所修了。
  • 指揮を秋山和慶、河内良知、尾崎晋也、湯浅勇治(ウィーン国立音楽大学助教授)の各氏に師事。ピアノ、スコアリーディングを島田玲子、小林万里子の両氏に師事。
  • 95〜96年、ルーマニア指揮者アカデミーに参加。ルーマニア国立トゥルグムレシュ交響楽団を指揮し好評を博す。97年、ルーマニア国立サトゥ・マーレフィルハーモニー管弦楽団定期演奏会に客演。
  • 98年、秋山和慶指揮、東京交響楽団定期演奏会、ベルリオーズ「レクイエム」において、副指揮者として出演。以後、東京交響楽団、広島交響楽団などに客演。00年、秋山和慶指揮、東京交響楽団定期演奏会ラッヘンマン作曲、オペラ「マッチ売りの少女」日本初演において、副指揮を担当。
  • 全国各地のオーケストラ、合唱団の指導・指揮や、クラシック以外の分野でも、劇団四季のミュージカル「美女と野獣」の指揮など多彩な音楽活動を行っている。洗足学園大学非常勤講師。

小林 恵子/客演指揮者・なつやすみ親子コンサート(2001/08/26)

  • 1997年山梨大学教育学部音楽科卒業。2000年洗足学園大学付属指揮研究所マスターコース終了。
  • 指揮を秋山和慶、小林研一郎、川本統脩、湯浅勇治の各氏に師事。
  • 1998年、K.レーデル指揮講習会にて奨励賞受賞。
  • 現在、鶴見大学管弦楽団指揮者他、アマチュアオーケストラの客演指揮。
  • その他、3つのアマチュア合唱団の指揮者、市民オペラの副指揮者、第九等の合唱指揮を担当。
  • また、都内4つの中学校の吹奏楽部講師として指導にあたっている。

大河内 雅彦/客演指揮者・第3回夏休み親子コンサート(2002/09/01)

  • 東京芸術大学器楽科卒。1992年東京ユーゲントオーケストラを結成。
  • 1993年ウィーン夏季音楽セミナーでカール・エステルライヒャー、湯浅勇治に師事。
  • 1995年ウィーンマイスタースクールでハンス・グラーフ氏に師事、選抜者の修了コンサートに出演。
  • 平成8〜9年度山形大学非常勤講師。
  • 慶應義塾ワグネルソサイエティーオーケストラ副指揮者などアマチュア団体とも積極的に活動。2000年群馬ジュニアオーケストラを率いカーネギーホールにて演奏会を行い好評を博す。
  • 東京ユーゲントオーケストラ常任指揮者。十束尚宏氏アシスタント。東京指揮研究会会員。

東 誠三/ピアノ独奏・第31回定期演奏会(2003/01/26)

  • 本格派ピアニストとして、真摯なアプローチから生まれる洒脱な音色と生命力あふれるダイナミズムによって、常に高い評価を得ている。
  • 1962年生まれ。スズキ・メソードでピアノを始め、東京音大付属高校から東京音大に進み、井口愛子、中島和彦、野島稔の各氏に師事。在学中の83年、第52回日本音楽コンクール第1位。
  • 同校卒業と同時に仏政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に留学、ジャック・ルヴィエ氏に師事。87年ポッツォーリ(伊)、90年ヴィオッティ・ヴィルセジア(伊)等に優勝し本格的な演奏活動に入る。
  • この間、欧米でリサイタル、オーケストラと共演。国内ではそのスケールの大きな演奏により、N響、日本フィル、都響、読響、仙台フィル、九響等にソリストとして度々招かれ、好評を博す。
  • 近年では、97年紀尾井ホールでのリサイタルで採り上げた「ショパン:24の前奏曲」では”この弾き手しか出来ない揺るぎない解釈”との高い評価を受け、第24回日本ショパン協会賞を受賞。
  • 一方、室内楽では、「ポアヴェール・トリオ」(Vl:東京フィルコンサートマスター 三浦 章広、Vc:N響主席 藤森 亮一)での活動を始め、多くのトップ・ソリストとの共演でも絶賛を博す。
  • CDは「ベートーヴェン:悲愴&告別ソナタ、シューベルト:即興曲集」に続いて、「ラ・カンパネラ−リスト名曲集」が何れもセイコーエプソンからリリースされている。
  • 現在、活発な演奏活動に加え、東京音大などで後進の指導も行っている。

三矢 幸子/客演指揮者・第4回夏休み親子コンサート(2003/08/31)、第6回夏休み親子コンサート(2005/08/28)、第7回夏休み親子コンサート(2006/08/27)、第8回夏休み親子コンサート(2007/08/26)、第42回定期演奏会(2008/05/25)、第43回定期演奏会(2009/02/15)、第12回夏休み親子コンサート(2011/08/21)、第13回夏休み親子コンサート(2012/08/26)

  • 1976年都立新宿高校卒業。
  • 1977年東京芸術大学音楽学部器楽科入学オーボエ専攻、1981年同大学卒業。
  • 1998年東京芸術大学音楽学部指揮科入学。
  • 2001年安宅賞受賞。
  • 2002年同大学卒業、同大学大学院音楽研究科指揮科修士課程に入学。
  • 2005年同大大学院終了。
  • 2004年より洗足学園音楽大学非常勤講師、現在に至る。
  • これまでにピアノを平昭子、堀江孝子、古島春子、安井耕一の各氏、オーボエを似鳥健彦、梅原美男、W.リーバーマンの各氏、指揮法を高階正光、秋山和慶、佐藤功太郎、小林研一郎、H.M.シュナイトの各氏に師事。
  • 現在まで、多くのアマチュアオーケストラ、アマチュアコーラスと共演し、その指導に意欲的に取り組んでいる。

夏梅 智世/ソプラノ・第5回夏休み親子コンサート(2004/08/29)

  • 武蔵野音楽大学卒業、武蔵野音楽大学大学院修了。
  • 第56回全日本学生音楽コンクール東京大会大学・一般の部奨励賞受賞。
  • 武蔵野音楽大学オペラ公演<ウィンザーの陽気な女房たち>のフルート夫人役でオペラ・デビュー。
  • 読売クラシックラブ主催「真夏の夜のコンサート」他、多くの演奏会に出演している。
  • 声楽を瀬山詠子、小畑朱実、エレナ・オブラスツォワ、エリザベッタマイエロン、梶山明美の各氏に師事。

鈴木 竜哉/客演指揮者・第5回夏休み親子コンサート(2004/08/29)

  • 1982年横浜生まれ。2001年東京音楽大学付属高等学校トランペット専攻を卒業、東京藝術大学音楽学部指揮科に入学。
  • 2004年安宅賞を受賞。同大学4年。
  • これまでに指揮を佐藤功太郎、汐澤安彦の両氏に、トランペットを林昭世氏に、ピアノを北川暁子、井田康子、渡辺真知子、西澤はな子の各氏に師事する。
  • 大学入学直後より乗泉寺吹奏楽団副指揮者など、数多くのアマチュアオーケストラ、吹奏楽団、合唱団の指揮者、トレーナーとして携わり、現在、ル・ノワールウィンドオーケストラ常任指揮者、横浜シティ合唱団常任指揮者、日本医科大学・女子栄養大学ハルモニアオーケストラ指揮者などを務めるほか、東京都高校生合同バンドを毎年、客演指揮している。
  • また、オペラの分野においても、調布市民オペラ「ラ・ボエーム」、川崎市民オペラ「フィガロの結婚」、「こうもり」の副指揮者、合唱指揮者を務めるなど、各方面で今後の活動が大いに期待されている指揮者の一人である。

益田 正洋/ギター独奏・第36回定期演奏会(2005/05/22) Photo

  • 1978年長崎市生まれ。幼少より両親にギターの手ほどきをうけギターを始める。
  • 1989年、第20回クラシカルギターコンクールにて史上最年少で入賞。審査委員長、伊福部昭氏の発案により審査員特別賞を受賞。第21回クラシカルギターコンクールにて史上最年少(当時12歳)で第一位を受賞。また、1992年に第35回東京国際ギターコンクールにて入賞。
  • 1991年のデビューリサイタル、1992年に村治佳織とジョイントリサイタル。1993年より本格的に演奏活動を開始。1995年にファーストアルバム「デビュー〜21世紀への鼓動〜」をリリース。アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各都市に於いても演奏。
  • 2000年9月より、ジュリアード音楽院に入学。在学中は在学中はシャロン・イズビンに師事する。2001年にロドリーゴ生誕100周年コンサートのコンチェルト・ソリストとして、ニューヨークにてJ.デプリースト指揮ジュリアード・シンフォニーとアランフェス協奏曲を共演、好評を博す。
  • 2003年にジュリアード音楽院修士課程を主席の成績で卒業。2005年2月にはセカンドアルバム「プログレッション」をリリース。現在、東京を拠点に演奏活動を行っている。

高橋 俊之/指揮者・第38回定期演奏会(2006/05/21)

  • 1968年生まれ。1979年より桐朋学園大学付属子供のための音楽教室、同高等学校を経て1991年、桐朋学園大学を卒業。
  • 同大学研究科、指揮教室を修了の間に指揮法を黒岩英臣氏はじめ飯森泰次郎、秋山和慶の各氏に師事。
  • 1991年、桐朋大学オーケストラの一員として、ニューヨーク・カーネギーホール、仏・エヴィアン音楽祭に出演。
  • 1992年8月、スイス・ルガーノでマスター・プレイヤーズ(リヒャルト・シューマッヒャー)
  • 1993年8月、ウィーン・マイスター(ハンス・グラーフ)
  • 1995年8月、イタリア・オルヴィエートでレスピーギ音楽院(クルト・レーデル)の各指揮者コースに参加。

安念 千重子/アルト独唱・第39回定期演奏会(2007/02/11)

  • 「カルメン」のタイトルロールをはじめ「蝶々夫人」「アイーダ」「フィガロの結婚」「椿姫」「サロメ」「セヴィラの理髪師」「外套」「ウイリアム・テル」「ウインザーの陽気な女房たち」等に出演。
  • 邦人作品では「黒船」「死神」「虎月伝」「葵の上」「香妃」「ちゃんちき」など多数。 
  • 二期会、藤原歌劇団、長門美保歌劇団、日本オペラ協会、東京オペラプロデュース、藤沢市民オペラ、横浜シティオペラの公演に参加するなど活躍の場は広く、音質の豊かさと安定した歌唱力、演技力には定評がある。
  • 一方、ベートーヴェンの「第九」、ヘンデルの「メサイア」、マーラーの「復活」「大地の歌」などオーケストラとの共演や、リートの分野でもNHK・FM放送やコンサート等に出演を続ける一方、横浜シティオペラの顧問、横浜音楽文化協会の常任理事として地域の文化活動にも積極的に取り組んでいる。
  • 70年度、第7回ジローオペラ賞受賞。二期会会員。

小林 彰英/テノール独唱・第39回定期演奏会(2007/02/11)

  • 東京藝術大学声楽科卒業、同大学院修了。文化庁オペラ研修所第6期修了。
  • 森明彦、三林輝夫、故・疋田生次郎、故・山路芳久、カルロ・メリチアーニの諸氏に師事。
  • 第16回イタリア声楽コンコルソ・テノール特賞受賞。文化庁芸術家在外研修員としてイタリアに留学。在伊中、第8回コルコラーノ国際声楽コンクールで第2位入賞。
  • オペラでは、二期会「メリー・ウイドー」カミーユ、「チェネレントラ」ラミーロ、「こうもり」アルフレード等に出演。コンサートでは、N響・ラヴェル「子供と呪文」、都響・ハイドン「四季」、日フィル・ブリテン「セレナード」、東響・シェーンベルク「モーセとアロン」他、「第九」「メサイア」等で主要オーケストラにソリストとして出演。
  • 05年3月韓国・高揚市星沙劇場、8月イタリア・スポシート市カイオ・メリッツ劇場で「曽根崎心中」徳兵衛に出演。
  • 現在東京音楽大学、東京藝術大学で非常勤講師を務める。二期会会員。東京室内歌劇場会員。

宮本 益光/バリトン独唱・第39回定期演奏会(2007/02/11)

  • 東京藝術大学卒業、同大学院(博士課程)修了。学術(音楽)博士号を取得。1996年に「ドン・ジョヴァンニ」でオペラデビュー。
  • 2003年「欲望という名の電車」スタンリー役の好演で一躍脚光を浴び、翌年二期会オペラデビューとなった宮本亜門演出「ドン・ジョヴァンニ」では、新時代のドン・ジョヴァンニ像を演じ各方面より絶賛された。本年11月には宮本亜門演出「コシ・ファン・トゥッテ」(文化庁芸術祭大賞受賞公演)に主演した。
  • コンサートでも「第九」をはじめソリストとして活躍。2004年には読売日響「カルミナ・ブラーナ」での演奏が好評を博し日本テレビでも放映された。
  • 2005年にはデビューCD「おやすみ」をリリース。
  • その他、オペラの新日本語訳詞、字幕を発表するなど、単に演奏だけに留まらぬ多彩な才能を発揮している。日本声楽アカデミー会員。二期会会員。

斎藤 育雄/合唱指揮・第39回定期演奏会(2007/02/11)

  • 東京藝術大学指揮科を卒業し、神奈川芸術文化財団主催のオペラ『ちゃんちき』や『白墨の輪』などの副指揮を務め、二期会ロシア・東欧オペラ研究会の指揮者を2005年まで務める。
  • オーケストラの指揮でも活動中。現在フリー。

三原 明人/客演指揮者・第40/41/44/45/50/51回定期演奏会(2007/05/20、2008/02/11、2009/06/07、2010/01/30、2012/05/27、2013/01/20)

  • 1961年東京生まれ。ヴァイオリン、ピアノ、作曲を学び、東京芸術大学でヴィオラを専攻。同大学卒業後、桐朋学園大学とウィーン国立音楽大学で指揮法を小沢征爾、秋山和慶、尾高忠明、カール・エステルライヒャー、ヴァーツラフ・ノイマン各氏に師事。
  • 1989年、オランダで行われた第2回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールで第2位入賞。アムステルダムでチャイコフスキーの悲愴を指揮してデビュー以降、ヨーロッパと日本を中心に各地で指揮活動を展開。ウィーン・フィルのコンサートでレナード・バーンスタインのアシスタント、ベルリン・フィル来日公演でクラウディオ・アバドのアシスタントを務めるなど研鑚を積みながら、これまでにオランダ放送フィル、ドイツ・ハレ国立フィル、ブタペストMAV響、リスボン・メトロポリタン管、フィンランド・クオピオ響、読売日響、東京都響、日本フィル、東京フィル、東京交響楽団、札幌交響楽団、山形交響楽団、群馬交響楽団、神奈川フィル、名古屋フィル、オーケストラアンサンブル金沢、大阪センチュリー響、広島響などを指揮。
  • 1997年フィンランド・クオピオ響を率いて日本公演を行い、13曲にも及ぶオール・シベリウス・プロを指揮して各方面から高く評価された。
  • 1998年にはブルガリアの名門、ソフィア・フィル定期にデビュー、ブラームスの交響曲などでソフィアの聴衆を熱狂させた。
  • 2003年には阪神大震災被災児救援のためのチャリティ・コンサート「続けなければ続かない」(大阪)に出演、新聞各紙に大きく取り上げられた。
  • 2004年には京都フィル定期にて日本初演作品を含む現代音楽のみによるプログラムを指揮、特に武満の「トゥリー・ライン」とシェーンベルクの室内交響曲は京都新聞、音楽の友誌上で絶賛された。
  • 現在は東京音楽大学指揮科にて後進の指導にも務めている。

小森 康弘/客演指揮者・第9/10回なつやすみ親子コンサート、第46回定期演奏会(2008/08/24、2009/08/23、2010/05/30)

  • 栃木県宇都宮市出身。宇都宮大学教育学部音楽科および東京藝術大学音楽部指揮科卒業、同大学院修了。
  • 2004年4月には世界的指揮者、クルト・マズアによるマスタークラスの受講生に選抜され、指導を受けた。
  • 同年6月、首席卒業者による芸大定期『新卒業生紹介演奏会』に出演、芸大フィルハーモニアを指揮する。
  • また2004年、2005年ウィーン夏季音楽セミナーに参加、成績優秀者としてファイナルコンペティションに出場し、第3位を受賞した。
  • 2006〜7年、ウィーン国立音楽演劇大学オーケストラ指揮科に留学。その後ドイツのミュンヘンに拠点を移し、バイエルン放送交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団において研鑽を積んだ。
  • 指揮を小林研一郎、故・佐藤功太郎、松尾葉子、田中良和、小田野宏之、ハンス=マルティン・シュナイト、ウロシュ・ラヨヴィッツ、故エルヴィン・アチェルの各氏に師事。
  • これまでにウィーン・プロ・アルテ・オーケストラ、ウクライナ国立ルガンスク・フィルハーモニー管弦楽団、東京ユニバーサルフィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、瀬戸フィルハーモニー交響楽団ほか、国内外の多数のオーケストラを指揮する。

草野 一哉/指揮者・フェスタ・ムジカーレ港北(2009/09/06)

  • 国立音楽大学声楽科卒業。声楽を岩津範和、長井則文、鈴木惇弘、平野忠彦、兵藤豪希の諸氏に師事。パイプオルガンを兵藤照子氏に師事。
  • ドイツカントールA級ライセンスを持つ兵藤豪希氏に師事し、作曲、パイプオルガン、指揮法を学ぶ。
  • 1993年より連続して開催している「国際飢餓対策機構チャリティコンサート」における指揮者を勤めている。
  • ヘンデルの「メサイア」、バッハのカンカータ、モテット、フォーレのレクイエムなど数多くの宗教曲の指揮者として活躍しその深みのある演奏は多くの観客の支持を得ている。
  • オペラにおいてはモーツァルトの「魔笛」のパパゲーノ、「コシファントゥッテ」のアルフォンゾ、「ジャンニスキッキ」のジャンニスキッキ、「椿姫」のジェルモンなどをレパートリーとし、その柔らかい歌声と演技力とにおいて好評を博している。
  • 「魔笛」の中国公演、「聖アニュスの悲劇」のパリ公演、に参加。そのほかアメリカ演奏旅行に指揮者として。
  • 宗教音楽の分野においてもモーツァルト、フォーレ、ブラームスのレクイエム、バッハのカンカータや「ヨハメ受難曲」のイエス、そのほか多数のミサ曲のソリストとして活躍している。
  • 各地において日本歌曲、ドイツ歌曲を主としたリサイタルを多数開催。
  • 目黒混声合唱団指揮者、コールファミリア指揮者、マードレコール指揮者、EVE指揮者、葦の会指揮者、二期会会員。

田部井 剛/客演指揮者・第11回なつやすみ親子コンサート(2010/08/22)、第48回定期演奏会(2011/05/29)、第49回定期演奏会(2012/01/22)、第52回定期演奏会(2013/05/19)、第53回定期演奏会(2013/12/15)

  • 早稲田大学商学部卒業。東京音楽大学指揮科研究生修了、東京芸術大学指揮科卒業。
  • これまでに指揮法を遠藤雅古、神宮章、武藤英明、佐藤功太郎、ジェームズ・ロックハート、広上淳一、三石精一の各氏に、ピアノを岩津章子、秦はるひ、藤田雅の諸氏に師事。
  • 沖縄国際音楽祭出演。東京芸大在学中にはレハールのオペレッタ「メリーウィドウ」を全曲指揮。
  • 1999年には日本フィルハーモニー交響楽団にて巨匠エリック・ハイドシェック氏とマルセル・デラノワ作曲「5月の協奏曲」を協演・指揮(日本初演)。ソリストであるハイドシェック氏は、田部井の読譜能力の高さ、また叙情的でリズムに溢れた演奏に対し、「ヤング・トスカニーニ」と讃えた。
  • 2002年には「モーツァルト名曲コンサート」にて再びハイドシェック氏と共演、新日本フィルハーモニー交響楽団を指揮。青柳いづみこ著「ピアニストがみたピアニスト」<Pianistes vus par pianiste>(白水社刊)では、そこでの協奏曲における絶妙な指揮ぶりについて著述されている。
  • 近年、自ら室内合奏団「カメラータ・ジオン」(Camerata Jion)を結成し、ヴァイオリニスト川畠成道、チェリスト青木十良の諸氏と共演するなど積極的な活動をしている。
  • 2005年にはハイドシェック夫妻との国内ツアーを成功させ話題を呼んだ。そのライヴ録音が仏アンテグラル社(Integral ClassicsFrance INT 221.156)よりリリースされている。
  • また、カテリーナショット、宗次郎、クミコ、岡本知高、江戸家子猫などジャンルを問わず内外の様々なアーティストと共演し、高い信頼が寄せられている。
  • オペラの分野においては、團伊玖磨『ちゃんちき』、モーツァルト『フィガロの結婚』、『魔笛』など指揮し、高い評価を得た。
  • このほか群馬交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、東京佼成ウィンドオーケストラ等を指揮。
  • 2006年にはチェコの名門、ターリヒ室内管を指揮し、モーツァルトの交響曲をレコーディング、そのCDがキングインターナショナルよりリリースされている(STUDIO FLORA B-2704)。
  • 2009年より桐蔭学園第九の会指揮者。2010年には日本フィルハーモニー交響楽団にて文化庁主催公演(計9公演)を指揮した。2009年、上毛芸術文化賞受賞。
  • また、ピアニストとしても非凡な能力を発揮し、ウィーンフィル主席チェロ奏者フリッツ・ドレシャル(Fritz Dolezal)、上村昇、勝部太、寺谷千枝子、平松英子諸氏と共演している。2009年にはコントラバス奏者、白土文雄のレコーディングにチェンバロ奏者として参加、Harmony社より「モノローグ」がリリースされた(HCC 2049)。

鈴木 理恵子/第47回定期演奏会ヴァイオリン独奏(2011/02/05)

  • 桐朋学園大学を卒業後、23歳で新日本フィル副コンサートミストレスに就任。
  • 97年からはソロを中心に活動。ニュージーランド、タイ、中国、インド、インドネシアなど多くの国にも招かれており、演奏が絶賛されている。
  • 著名な作曲家たちからの信頼も厚く、多くの作品の初演に指名を受けている。
  • 08年には横浜にて、音楽と様々なアートによる「ビヨンド・ザ・ボーダー音楽祭」を自らプロデュース。その斬新な内容が高く評価されている。
  • 篠崎功子、J.ギンゴールド他の各氏に師事。
  • 04年より現在、読売日本交響楽団の客員コンサートマスターを務めている。
  • 最新CDは2010年12月発売の「ショパン・ファンタジー」(キングインターナショナル)

河上 隆介/客演指揮者・第47回定期演奏会(2011/02/05)

  • 東京生まれ。成城大学法学部を卒業後、東京音楽大学音楽部音楽学科作曲指揮専攻(指揮)を卒業。
  • 指揮を小林研一郎、広上淳一、汐澤安彦、三河正典、時任康文、チェロを三森未来子、八十嶋龍三、大森充、ピアノを地脇信行、山城浩一、音楽理論を久田典子の各氏に師事。
  • 現在は、東京音楽大学指揮研究員を務め、Seven★Star Orchestra、アパッショナート管弦楽団ほか、各地のアマチュアオーケストラ・コンサートの指揮及び指導にあたっている。

小清水 桃子/第53回定期演奏会オルガン奏者(2013/12/15)

  • フェリス女学院大学音楽学部器楽学科オルガン専攻及び同大学院修了。2010年度横浜みなとみらいホールオルガニストインターンシップ修了。
  • オルガンを平井靖子、廣野嗣雄、宮本とも子、三浦はつみ、武久造源、通奏低音,即興を宇内千晴、チェンバロを武久造源の各氏に師事。
  • 大学院2年在学中に〈オーケストラ協演の夕べ〉に出演、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演する。卒業後フェリス女学院大学音楽学部非常勤副手を務める。
  • これまでに横浜みなとみらいホールオルガン1ドルコンサート、築地本願寺ランチタイムコンサート、神奈川県民ホールパイプオルガンコンサート、第28回国民文化祭やまなし2013パイプオルガンフェスティバル等に出演。第29回白川イタリアオルガン音楽アカデミーにて白川賞受賞。
  • 現在カトリック田園調布教会オルガニスト、フェリス音楽教室オルガン科講師。日本オルガン研究会会員、日本オルガニスト協会会員。

小澤 和也/客演指揮者・第14回なつやすみ親子コンサート(2013/08/18)、第54回定期演奏会(2014/05/18)、第55回定期演奏会(2015/01/31)

  • 東京生まれ。12歳よりテューバを始める。
  • 東京農工大学工学部を卒業後、1997年より東京音楽大学にて指揮を学ぶ。汐澤安彦、広上淳一の両氏に師事。在学中より『ラ・ボエーム』『魔笛』他のオペラ上演においてP.G.モランディ、船橋洋介両氏らの下で研鑽を積む。
  • 2000年、神奈川新聞社主催「夢つむぐコンサート」出演、グラズノフ『四季』等 を指揮する。
  • '01年より新国立劇場公演、ヴェルディ『ナブッコ』『イル・トロヴァトーレ』、プッチーニ『ラ・ボエーム』『トスカ』他の副指揮、助演を務めている。
  • '03年、オペラ『かぐや姫』(平井秀明作曲)世界初演に際しても音楽スタッフとしてその手腕が 高く評価された。
  • '05年には男声合唱組曲『風に寄せて』(中橋愛生作曲)を 委嘱・初演、新しい響きの可能性の追究に取り組む。オペラではこれまでに ヴェルディ『アイーダ』、レハール『メリーウィドウ』、白樫栄子『ある母の物語』などを指揮、いずれも好評を博した。フランデレン(ベルギー)の作曲家、ペーテル・ブノワ Peter Benoit の研究にも力を注いでいる。
  • '08年「荘厳ミサ "Hoogmis"」日本初演に際してはピアノリダクションを担当、また合唱指導等にも携わり公演の成功に大きく貢献した。
  • 現在、各地のオーケストラ、合唱団等の指揮、指導を行っている。立川市民オペラ合唱団、東京農工大学グリークラブ、合唱団あしべ指揮者。                 オフィシャルBlog 『音楽ノート』   kazuyaozawa.com

冨平 恭平/客演指揮者・第15回なつやすみ親子コンサート(2014/08/24)

  • 東京藝術大学音楽学部指揮科卒業。
  • 指揮を高関健、田中良和、小田野宏之の各氏に師事。
  • これまでに群馬交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、ニューフィルハーモニー千葉、東京フィルハーモニー交響楽団を指揮している。
  • ピアニストとしてもリサイタルの伴奏、録音や協奏曲の弾き振り、2台ピアノの演奏会を行い好評を博している。
  • 100を超えるオペラ公演で副指揮者、合唱指揮者、コレペティトゥア、ピアニスト、プロンプターなどオペラに関わるあらゆる仕事をつとめている。
  • 2006年4月より2010年3月まで東京二期会専属音楽スタッフとして活動し、2010年8月より新国立劇場音楽スタッフに就任し同劇場の全ての公演に関わっている。