志賀 (しが)
時の帝に仕える臣下が山桜が盛りの江州志賀で 山の神となった歌人大伴黒主の化身と出会う。 臣下が夜桜の木蔭に臥すところへ歌舞とともに 志賀明神となった黒主の霊が現れ春を喜び 神楽の舞を舞い、和歌の徳を讃える。