櫻川 (さくらがわ)
東国の人商人が、日向の国で少年・桜子 を買い取り、その少年の手紙と身代金とを 母に届ける。 母は驚き悲しみ、子の行方を尋ねようと 故郷をさまよい出る。そして遠国の常陸の 国の筑波山の麓の桜川で、寺の僧の弟子 になっていた少年に巡り会う。