右近 (うこん)
鹿島の神職が、北野右近の馬場の花を愛でに訪れ 花見車の上ろうと在原業平の歌をめぐって語り合う。 上ろうが、月の夜神楽を待つようにと姿を消すと、夢に 桜葉の神が姿を現し、神楽を奏して舞う。幽玄の風趣 ただよう作品。