小塩 (おしお)
折しも春の京、都の男が桜を見ようと大原山へ行くと、 桜の枝を肩にした老人に会い、一緒に花見をする。 老人は業平のことを教え、人波に紛れ消え失せるが、 その夜、花の下に業平の姿となって現れ、夢の様な舞を 舞う。