【 6月25日はスロヴェニアの独立記念日】


スロヴェニアの国旗に描かれている紋章は、
3つの頂を持つ名峰トリグロウ山と、スロヴェニアを流れる2本の川をデザインしたもの


スロヴェニア民族は紀元6世紀ごろから現在の地に定住したといわれています。
紀元620年頃に今のスロヴェニアよりも広い領土を持つ
カランタニアという国が生まれましたが、それがスロヴェニアのルーツとされています。

その後、数々の強国による支配を次から次へと受けながらも、
スロヴェニア人は、スロヴェニア人としての意識を持ち続け、
スロヴェニア語を守り続けました。

20世紀初め頃には、スラブ民族の国としてユーゴスラヴィアが形成され、
スロヴェニアもその一部となりましたが、
1991年6月25日には、ユーゴスラヴィアから独立し
現在のスロヴェニア共和国が誕生ました。

スロヴェニア国家の歌詞は、
国民的詩人であるプレシェーレン作による「乾杯の詩」の一節です。


国民的詩人プレシェレーンの銅像は、首都リュブリャナの中心にある広場に建てられている

日が昇るところ、
争いはこの世から消え、
誰も自由な同胞となり、
境を共にするものは、
鬼ではなく、隣人となる、
その日を待つ民すべて久しかれ。

とうたわれています。
たくさんの戦いや、占領を経験してもなおあきらめず、
自国の独立を勝ち取ったスロヴェニアにふさわしい国歌です。

 


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