弥太郎山、高原山(鶏頂山・釈迦ヶ岳)   2005年6月10日夜〜12日

コース:
<弥太郎山>
土平9:45〜10:22「9号」鉄塔10:30〜10:54「8号・9号」鉄塔分岐〜11:15「7号」鉄塔分岐〜11:26「7号鉄塔」11:52〜鞍部〜11:55弥太郎山12:05〜鞍部〜12:53「8号・9号」鉄塔分岐〜13:10土平

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弥太郎山

 年に1度の泊りがけの集中山行。この数年諸事情でいつも参加できなかったので、今年こそはと楽しみにしていたら、直前にホーム内で父が大暴れして一度は泣く泣くドタキャン。しかし、妹の助けも合って、結局また参加可能になって・・・と慌しい出発となった。

今日は塩原の弥太郎山。塩那スカイラインといういわくつきの林道がずっと閉鎖されていたため、なかなか行きにくい山となっていた様子。
幸い現在は時間制限付きで登山口の土平まで車が入れるようだ。(8時〜18時までの時間制限あり。時間外はゲートにカギが掛かる。)

ここまで車が入ればあとは楽々コース。静かな山歩き、なにか珍しい花に出会えるだろうか・・・。


塩那スカイライン・土平(登山口)

かなり広い駐車場

駐車場奥の登山口↑

弥太郎山へは鉄塔巡視路と塩原自然歩道を利用して登るようだ。でも、手元には地形図とガイドブックのコース概略図しかないので、コースの詳細はよく分からない。
登山口→9号鉄塔→8号鉄塔→7号鉄塔(弥太郎山ピーク並び)のように辿ればいいので、あとは適当に・・・。

まずは9号鉄塔を目指して歩き出す。自然林の静かな山歩き・・・と思いきや、春ゼミの熱唱?でまあ賑やかなこと。
道ははっきりしている。迷うことなくまず9号鉄塔へ。頭上の送電線を辿れば8号、7号鉄塔がよく分かる。
8号鉄塔は低い位置にあるので、目の前の山頂にあるのは弥太郎山と、その至近の7号鉄塔である。


9号鉄塔地点。目の前のピークが弥太郎山。

そのまま直進すると、斜面は一面の朱色のヤマツツジ。素晴らしい光景に歓声が上がる。
ヤマツツジの花に包まれて歩くのは贅沢な気分だ。

他に登山者もなく貸し切り状態。駐車場には数台停まっていたが、山菜取りのようだ。
・・・ルートには塩原自然歩道の痕跡らしき案内板があるが、文字はほとんど剥げ落ちている。
そのうちに分岐があり、右に折れると8号鉄塔となっているが、そのまま進む。


分岐:←「9号(鉄塔へ)」    ↑直進して「7号鉄塔」方面へ、→「8号(鉄塔へ)」

このあたりになると、ほぼ等高線沿いに歩いているようで、ルートは大きく湾曲する。
花は余りめぼしいものはなく、ツツジがメイン。
時折小さなリンドウが2,3本あるが、開花しておらず、種類は私には全く不明。ツルリンドウも少しある。

ルートに7号鉄塔方面に入ると小さな鞍部になり、右奥に鉄塔がある。やや開けているのでここで昼食タイムとなる。

鞍部の反対側が弥太郎山のピーク。笹がやや深いが、道ははっきりしており、数段の土留めの階段を上がるとすぐ。


弥太郎山の頂上

北側斜面は見上げると一面のシロヤシオの大木だが、曇天で逆光かつ背が高い木なので、花の色が灰色の雲に溶け込んではっきりしないのはちょっと残念。

記念写真を撮って、あとは下山。途中ルートが分かれてもまた合流するようだ。鉄塔への標識は分かりやすい。


8号、9号鉄塔への分岐

このあたりでトリガタハンショウヅルを発見。小さな白い花だ。佐渡でも見たが、なかなかかわいらしい。
たっぷりと森林浴を楽しんで、あっという間に駐車場へ。
早いので、寄り道をしながら宿舎のホテルに向かう。

温泉に入って、250畳の宴会場にすらっとお膳が並ぶさまは壮観だ。
でも明日も早いので早めに引き上げ、荷物の整理をしたらオヤスミナサイ。

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