長谷の滝下の滝(仮称)
段瀑(3段)、落差約21m
長谷の滝の下流60mほどの場所に懸かる滝。
この滝は下流の段々状地形をどこまで滝として見なすかによって落差が変わってくるが、ここでは3段の段瀑とした。落差は上から13m、4m、4mほどである。なお滝壺はない。
上段は岩間を1条に真っ直ぐ落ちており、ここだけがいわゆる滝らしい部分である。上段の滝に向かって右側の岩壁は手前にせり出しており迫力がある。
上段から流れ落ちた水は中段を落ちたあと、2条に分かれて下段を形作っている。下段部分の流れは向かって左側は真っ直ぐ落ちるが、右側は右側に大きく横に流れたあと、いったん小さな窪みに落ち込んでいる。そしてそこから流れ出た水は、すぐ下で下段左側の流れと一緒になり、再び小さな窪みへ落ちていた。
なお、この写真は滝の上段と中段部分である。
この滝のある近辺の岩も方形状の様相を呈してなかなか珍しい。迫力もある。きっと岩質がそのように裂けやすいものなのであろう。
写真データ:(050430-1 No32)
2005.4.30
ミノルタα7
シグマAF17〜35mmF2.8-4EX
f=19
s=2秒
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア100
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