カナディアン・プレス
2008年11月20日
サンプラスとマッケンローが来月にロンドンのシニア大会で対戦する


ロンドン――来月、ピート・サンプラスは2002年のウィンブルドン以来初めてロンドンに戻り、シニアテニス・ツアーの大会でジョン・マッケンローと対戦する。

ロイヤル・アルバート・ホールで12月2〜7日に開催されるブラックロック・マスターズテニス大会で、サンプラスとマッケンローは同じラウンドロビンのグループになったのだ。

14のグランドスラム・タイトルを獲得したサンプラスは、2002年USオープン決勝でアンドレ・アガシを下して優勝した。それが彼の最後の公式試合となった。7度のウィンブルドン・チャンピオンは、2002年の2回戦でジョージ・バストルに敗れて以降、ロンドンを訪れた事がなかった。

サンプラスは今年6月にブラジルのサンパウロでブラックロック・ツアーのデビューを果たし、決勝でマルセロ・リオスを下した。

「今日、あるいは10年後でも、テニスコートに立つと、いいプレーをして勝ちたいと思うだろう」と、水曜日にロンドンの大会組織が公表した声明の中でサンプラスは語った。

サンプラスはほぼ20年前に、ロイヤル・アルバート・ホールで開催されたダブルスの世界選手権に出場した。

「観客は皆タキシードを着用し、ポイントの間には彼らの飲むシャンペンのグラスの音さえ聞こえてきた」と彼は語った。「彼らはその場を大いに楽しむ。だから僕はそれを楽しみにしているよ」

サンプラスのラウンドロビン・グループには、イギリスのジェレミー・ベイツ、フランスのセドリック・ピオリーンもいる。もう一方のグループには、元ウィンブルドン・チャンピオンのステファン・エドバーグとゴラン・イワニセビッチ、さらにグレッグ・ルゼツキーとギー・フォルジェがいる。

3度のウィンブルドン優勝者であるマッケンローは、シニアサーキットではお馴染みのメンバーで、最近のルクセンブルグ大会で優勝した。

サンプラスとマッケンローは現役時に3回対戦したが、サンプラスがそのすべてに勝利した。ロンドンでの彼らの試合は12月3日に行われる。

「これはピート・サンプラス、ステファン・エドバーグ、ゴラン・イワニセビッチ、さらに他の男たち全員へのメッセージだ。私は負けるためにロンドンを訪れるのではない」とマッケンローは語った。

サンプラスは1993年USオープン決勝と1997年ウィンブルドン決勝でピオリーンを下した。

各グループの勝者は決勝戦で対決する。


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