2013年7月16日
カナダ・テニス協会はピート・サンプラス、ビリー・ジーン・キング、デレク・
ストラングを顕彰する
またキングは、初のロジャース・カップ女子エグゼクティブ大会でパネル・ディスカッションに参加する


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カナダ・テニス協会はビリー・ジーン・キング、ピート・サンプラス、そしてカナダ・テニス協会最高業務担当役員のデレク・ストラングが、カナダ最高の大会への貢献を表彰し、2013年ロジャース・カップ開催中にトロントで、国立銀行によってロジャース・カップ名誉の殿堂に選出されると発表した。

キングは8月7日・水曜日のナイト・セッションに、センターコートで開催される式典で表彰される。
一方サンプラスは8月10日・土曜日、ロジャース・レジェンド・カップ・マッチでジョン・マッケンロー―――2007年の顕彰者―――と対戦する前に、同様の式典で表彰される。ストラングの顕彰は、友人や家族を交えた私的な式典で行われる。

(中略)

ファンのお気に入りのサンプラスはカナダで、1995年に決勝、1990年には準決勝、さらに2回の準々決勝に進出した。史上2位のグランドスラム優勝回数(14回)、世界ナンバー1在位週(286週)の記録を持つサンプラスの名前は、今後も長きにわたってテニス史に刻まれるであろう。史上最高のサーバーの1人として知られるサンプラスは、オーストラリアン・オープンで2回、ウィンブルドンで7回(4年連続を含む)、USオープンで5回の優勝を遂げた。同じく彼は、6年連続(1993〜1998年)年末世界ナンバー1の記録を樹立した。サンプラスは、まさに最後の試合となった2002年USオープン決勝戦でアンドレ・アガシに勝利して14回目のスラム優勝を果たし、頂点でプロテニスから引退した。

長年にわたるロジャース・カップの成功は、ストラングの尽力によるところが大きかった。ストラングは30年にわたって組織と共に働いた後、今年、カナダ・テニス協会の最高業務担当役員として引退するが、 彼の足跡は大会の至る所にしるされている。彼は2004年にオープンしたトロントの世界的スタジアム、レクソール・センターの開発、デザイン、建設を率いる中心的存在の1人だった。同じくモントリオールのユニプリックス・スタジアムの再建でも、重要な役割を務めた。さらに、国家的にテニスを発展させるためには全国規模でさらなる屋内施設が必要だと認識し、国立施設擁護委員会を提唱した。それは多くの企画を実現する助けとなってきた。

以前に発表されたモントリオール・ロジャース・カップ名誉の殿堂顕彰者は、カナダの元プレーヤー 、ステファン・ボノー 、サイモン・ラローズ、セバスチャン・ルブラン、フレデリック・ニーマイヤーである。

国立銀行主催のロジャース・カップは、2013年8月3〜11日にトロントのヨーク大学構内、レクソール・センター、そして2013年8月2〜11日にモントリオールの ユニプリックス・スタジアムで開催される。



フィリップのコメント
*フィリップはsamprasfanzのメンバーです。

ピートは金曜日と土曜日の夜にレジェンドカップでプレーした。彼はジェームズ・ブレイクとジョン・マッケンロー両方に負けた。我々は土曜日の試合を観戦したが、彼は1セットオール後のタイブレークを8-10で失った。彼のプレーを再び見られるのは、格別の喜びだった。あの美しいサービスモーション―――かつて我々が見慣れていたもの―――を目撃するのは、ただただ素晴らしかった! にもかかわらず、彼はエースよりはるかに多くのリターンウィナーを放ったように感じられた!

我々は(その晩)会場で最も良い座席に着いていたのに、係員はピートと会える特別なイベントに我々を参加させてくれなかった。そこで我々は外側に立っていたが、ピートはとても近い所にいたので、彼の姿を見て、話を聞く事ができた。彼は短いインタビューを行い、それから大枚をはたいた幸運な参加者と一緒に写真撮影をした。帰りがけに彼はジョイを見つけると、彼女のところに行って手を握り、そして彼女を抱きしめた! きっとジョイは彼女なりの物語を語ってくれるだろう!

またピートは試合前に行われた短い式典で、「ロジャース・カップ名誉の殿堂」に就任させられた。私はたくさんの写真を撮ったので、来週あたりに公表するつもりだ。


試合の最中に観客が叫び、ピートに「そのソックスはどうしたの?」と尋ねた。彼は「ふくらはぎの具合が良くないので」それを保護する加圧ソックスだと答えた。マッケンローが試合中にそれをからかうと、ピートは自分にはもう充分だと言って、ソックスを脱いでマッケンローに穿くよう渡したのだった! マッケンローはソックスを穿いた状態で数ポイントを失った後に、それを脱いだ!


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フィリップの撮影した写真
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