ATP チャンピオンズ・ツアー
2011年1月12日
サンプラスがチューリッヒの出場者に加わる


2011年 BNP パリバス・チューリッヒ・オープンの出場者が発表された。今年は14回のグランドスラム・チャンピオンであるピート・サンプラス、アメリカの伝説的偉人ジョン・マッケンロー、そして前回優勝者のステファン・エドバーグ等も出場する。

3月8日から12日まで Saalsporthalle で開催される2001年チューリッヒ・オープンは、サンプラスにとって2008年にロンドンで AEGON マスターズ・テニスに出場して以来、ヨーロッパにおける初の大会となる。

マッケンローにとっては、自分よりも若い出場者たちに対して自らを証明する、さらなるチャンスである。2010年、彼はギー・フォジェ、ウェイン・フェレイラ、マッツ・ビランデルに対して見事な勝利を挙げてきている。

39歳のサンプラスは、2010年10月の成都オープン以来となる ATP チャンピオンズ・ツアーに興奮している。成都オープンでは決勝でグレッグ・ルゼツキーに敗れ、準優勝に終わった。

「チューリッヒでプレーする事、そして15年以上ぶりにスイスを訪れる事を楽しみにしている」と彼は語った。

合計で30のグランドスラム・タイトルを獲得しているチューリッヒ・オープンの出場者8人の陣容は、テニス史でも最高に豪華な顔ぶれである。そして彼らは再び、ユニークな「チャンピオンが新たな才能と出会う」という企画で、世界トップのジュニア選手8人と共にダブルスの試合を行う。

サンプラス、マッケンロー、エドバーグに加わる出場者は、2010年準優勝者のゴラン・イワニセビッチ、1991年ウィンブルドン・チャンピオンのミハエル・シュティッヒ、クレー王者のトーマス・ムスター、フランスのアンリ・ルコント、そして英国の人気者ティム・ヘンマン等である。ヘンマンはイギリス以外で初めて ATP チャンピオンズ・ツアーに参加する。

ジュニアの出場選手は、英国の有望な2人組オリバー・ゴールディングとリアム・ブローディ、ITF(国際テニス連盟)ナンバー1・2であるチェコのイリ・ベスリーとオーストリアのドミニク・ティエム、さらに、スイスのドミトリ・ブレッティングとアレクサンダー・リチャード、クロアチアのメイト・パビッチ、スロバキアのフィリップ・ホランスキー等が加わる。

繰り返しとなるが、ATP チャンピオンズ・ツアー大会は、通常の試合に引き続き、男子8人のジュニア戦が同時に行われる。さらに各ナイト・セッションでは、テニス界の過去と未来のチャンピオンがペアとなってダブルス戦を行う。1人の偉人と1人のジュニアがチームを組んで、互いに競い合うのだ。

フィリポウシスは先週のデルレイビーチで、今年初の ATP チャンピオンズ・ツアー優勝を果たした。彼は連続優勝を目指してスイス入りする(負傷したエドバーグの代理とか)


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