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2011年10月25日
サンプラスがクーリエとアガシを抑え、2011年チャンピオンズ・シリーズを
ナンバー1で終える



ピート・サンプラスは出場した7大会で5回優勝し、2011年チャンピオンズ・シリーズで1位の座を獲得し、50万ドルのボーナスを受け取った。ジム・クーリエは最終3大会の2つで優勝して2位へと上がり、35万ドルを獲得した。一方アンドレ・アガシ―――出場7大会で2回優勝―――は3位となり、15万ドルを得た。

「これだけのメンバーでの競い合いで、最終的にトップで終えた事はとても誇らしいよ」とサンプラスは語った。「僕は競う事が好きだし、このシリーズでアンドレ、ジム、ジョニー・マック、マイケル・チャンなど偉大なプレーヤー達と対戦するのは本当に楽しかった。2012年にトップの座を守るのが楽しみだよ」

サンプラスはシリーズ全体で11勝2敗という成績を挙げ、敗戦はラスベガス大会の決勝戦でアガシに1敗と、ワシントン D.C. の準決勝でマイケル・チャンに1敗だけだった。アガシとの3回の対戦では2勝し、チャンには4試合で3勝、クーリエには3回の激戦すべてに勝利した。

クーリエは2つのタイトルと4回の準優勝で2位につけた。最後の3大会―――シカゴ、セントルイス、バッファローでは4勝1敗の成績を挙げ、ランキングでアガシを抜いた。「僕は懸命に戦って、最終的にアンドレを抜いて2位の座に就いたんだ」とクーリエは語った。「トップの座を狙うには、ロスでピートを倒す必要があったが、彼はタイブレークで僕をやっつけたんだ。順位は妥当なものだ。2012年も、もう一頑張りするよ」

アガシはボストンと故郷ラスベガスで優勝し、シカゴ、ロサンジェルス、フィラデルフィアでは準優勝だった。

2011年チャンピオンズ・シリーズの最終ポイント・ランキングとボーナス

獲得ポイント
出場大会数
ボーナス
1位 ピート・サンプラス
2200

500,000ドル
2位 ジム・クーリエ
1600
12
350,000ドル
3位 アンドレ・アガシ
1500
7
150,000ドル
4位 マイケル・チャン
1100


5位 トッド・マーチン
900


ジョン・マッケンロー
900


7位 ジミー・コナーズ
200


8位 イワン・レンドル
100


マッツ・ビランデル
100



チャンピオンズ・シリーズ・ランキングの上位3人は、100万ドルのボーナスを分け合った。1位:50万ドル、2位:35万ドル、3位:15万ドル。個々のポイント合計は、各プレーヤーが出場した大会中、最高成績の6大会分を積算。

大会ごとのポイント 優勝:400、準優勝:200、準決勝出場者:100

2011年チャンピオンズ・シリーズ結果

9月22日フロリダ
サンプラス def. チャン6-4、クーリエ def. コナーズ7-5、 サンプラスdef. クーリエ8-6

9月23日 ワシントンDC.チャン def. サンプラス6-4、クーリエ def. アガシ7-6(4)、チャン def. クーリエ8-3

9月24日フィラデルフィアアガシ def. クーリエ6-3、サンプラス def. コナーズ6-4、サンプラス def. アガシ8-7(5)

9月30日ミネアポリスチャン def. クーリエ6-4、マーチン def. アガシ6-4、マーチン def. チャン8-5

10月1日ボストンクーリエ def. チャン6-3、アガシ def. レンドル7-5、アガシ def. クーリエ8-5

10月8日アリゾナクーリエ def. ビランデル6-3、サンプラス def. チャン6-3、サンプラス def. クーリエ8-7(4)

10月13日シアトルチャン def.クーリエ6-4、サンプラス def. マッケンロー6-4、サンプラス def. チャン8-4

10月14日ロサンジェルスサンプラス def. クーリエ7-6(3)、アガシ def. マッケンロー6-3、サンプラス def. アガシ8-6

10月15日ラスベガスサンプラス def. マッケンロー6-4、アガシ def. クーリエ6-3、アガシ def. サンプラス8-5

10月20日シカゴクーリエ def. マーチン6-3、アガシ def. マッケンロー6-4、クーリエ def. アガシ8-7(3)

10月21日セントルイスクーリエ def. チャン6-4、マーチン def. マッケンロー6-4、クーリエ def. マーチン8-7(5)

10月22日バッファローマーチン def. チャン6-2、マッケンロー def. クーリエ6-3、マッケンロー def. マーチン8-5


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