３大会を終え、感触は良好
2011年９月25日
ピート・サンプラス
フィラデルフィア―――９月24日
僕は３大会を終えたところだが、かなり良い感触だ。そしてフォート・ローダーデールでマイケルとジムを下した後も、僕の身体は順調に持ちこたえてきた。今夜はここフィラデルフィアで、アンドレも出場する。だが、昨夜はマイケルが僕を倒す事に成功した。キャリアの大半で競い合ってきた男たちと再び会うのは良いものだ―――我々は最善を尽くしている。もちろん、かつてほど上出来ではないが、再び競い合うのは今でも楽しいものだ。そして観戦に来てくれるファンのためにも、良いものをお見せしたいと望んでいる。
僕はさらに４大会―――ラスベガス、ロサンジェルス、シアトル、アリゾナ―――に出場する予定だ。素晴らしいテニスの一夜となるだろう。
火曜日には中国・上海へと向かい、マラト・サフィンとエキシビション・マッチを行う事になっている。だが、通常は背中とテニスに必要な筋肉をしなやかに保ち、タイミングとリズムを掴むために、時々ヒッティングをする程度だ。最悪なのは、準備なしにプレーする事だ。怪我に繋がるからね。僕はこのシリーズで良いプレーをしたいと、今でも望んでいる―――訪れてくれたファンに上質のテニスを見てもらいたい。
もうかつて程には神経質にならない―――我々は最終のボーナスを目指してプレーしてはいるが、もう少しリラックスした雰囲気だ。
僕はむしろ、観客の前でゴルフをしなければならない時の方が、ずっと緊張する。僕はゴルファーとしてもマアマアだが、プロアマ大会やチャリティ大会で、大勢の前でプレーしなければならない時には、勝手が違ってしまう。ゴルフでは左へボールを打とうとするのに対して、テニスではすべてを自分の正面に保持しなければならない。まったく違うんだ。
2011年５月15日
ピート・サンプラス
数週間前、合衆国で９月に始まるチャンピオンズ・シリーズ・サーキットのプロモーションで、僕はジムとアンドレと共にステイプルズ・センターにいた。僕はこの秋、12大会中の７つに出場するつもりだ。友人でライバルでもあった皆と競い合い、合衆国になにがしか素晴らしいテニスをもたらすのが楽しみだ。
今のところ僕はかなり好調なプレーをしている。これら一晩ずつの大会は、モチベーションを保たせてくれ、なおかつ、家族からあまり長く離れている必要もなく競い合えるという点で、僕には好都合だ。
僕はロサンジェルス（ホームゲームは好きだ)、フォート・ローダーデール、ワシントンDC、フィラデルフィア、シアトル、ラスベガス、そしてアリゾナ州サプライズに出場する予定だ。特にステイプルズ・センターでのプレーには燃えるよ。これまで一度もあそこでプレーするチャンスがなかったからね。レイカーズの試合はよく見に行くけれど、見るよりもコート上でプレーするのはもっと楽しいだろう。