成都チャンピオンズ.com
2010年10月20日
テニス界の偉人たちが、意気揚揚と成都オープンにやって来る
14回のグランドスラム・チャンピオン、ピート・サンプラスが中国デビューを果たす


*下のリンクで写真のフラッシュ・プレーヤーが見られます。
http://www.chengduchampions.com/2010/index.php


2010年10月21〜24日の第2回成都オープンに出場する伝説的な選手たちが、スタジアムに到着した。オールスターのメンバー達は、総計で158の ATP 世界ツアー・シングルス・タイトル、83のダブルス・タイトルを獲得している。選手たちの7人は元トップ5プレーヤーで、8人全員がトップ10にランクしていた。

最初の3日間はラウンドロビン・プレーで、グループAには14回のグランドスラム・チャンピオンのピート・サンプラス(USA)、ウィンブルドン・チャンピオンのパット・キャッシュ(AUS)、デビスカップ優勝者のギー・フォルジェ(FRA)、タイのセンセーション、パラドーン・スリチャパン(THA)が属する。グループBでは、 ATP ツアーでシングルス・ダブルス共に元ナンバー1のエフゲニー・カフェルニコフ(RUS)、USオープン準優勝者グレッグ・ルゼツキー(GB)、2回のUSオープン・チャンピオンのパット・ラフター(AUS)が、成都大会のディフェンディング・チャンピオン、トーマス・エンクイスト(SWE)に挑戦する。各グループの勝者は日曜日の決勝戦に進出し、第2位は3位決定戦のプレーオフを行う。

成都スポーツ局長官 Qin ウェンリン氏は語った。「昨年11月、選手たちは競い合った刺激的なテニスを成都のテニスファンに披露して、当市にテニス熱をもたらしてくれました! 今年はピート・サンプラスとパラドーン・スリチャパンに加えて、多くのチャンピオンが当市に集合し、彼らならではのテニスを披露して、成都のテニス発展にさらなる貢献を果たしてくれるでしょう」

サンプラスは2008年のサンパウロ大会で ATP チャンピオンズ・ツアーに初参加し、決勝戦でマルセロ・リオスに6-2、7-6(5)で勝利してデビューを飾った。同じく2008年の年末ブラックロック・マスターズ・テニスにも出場し、ジョン・マッケンローに6-3、6-4、ジェレミー・ベイツに6-3、7-6(3)で勝利し、セドリック・ピオリーンに7-6(7)、7-6(5)で敗れた。2009年は ATP チャンピオンズ・ツアーに出場しなかったが、今年は中国にやって来た。彼はその理由を次のように説明した。「僕が見たかったのは世界の様々な土地だ。ここにいて、1990年代に対戦してきたかつての競争相手と会えて嬉しいよ。また昨年ここに出場した男たちから、素晴らしい大会だと聞いた。僕はあまりプレーしないので、ここに来るのは一大決心だ。それを活かして、良いプレーをして皆さんが楽しんでくれるよう願うよ」

昨年の愉快な行動をどう超えられるかと尋ねられて、キャッシュは冗談ぽく答えた。「いささか楽しむつもりだ。まずは、ピート・サンプラスをこっぴどく打ち負かす事。それで僕は人気者になるだろう。そして昨年のように、ヘッドバンドとウェア全部を皆さんに提供する。昨年はほとんど裸で、帰りの飛行機に乗ったんだ。何も残っていなかったが、今年も喜んで、成都の皆さんのためにそうするよ」それから、トレードマークである黒/白の市松模様のヘッドバンドを観客へと投げ入れる趣向に言及して、「持っている全部のヘッドバンドを持参したよ」とつけ加えた。

中国テニス連盟の副会長で、中国スポーツ省のテニス総合管理局次長、リー・ユー・リン氏は語った。「サンプラス、スリチャパン、そして他の優れたテニスの達人たちによる、ATP チャンピオンズ・ツアーの第2回成都大会での競技は、成都のテニスにとって、さらに広範囲で人気の高い基盤をきっと確立してくれるでしょう」


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