2009年5月14日
サンプラスは UCLA に戻り、USオープン決勝の再試合に臨む


2009年LAテニスオープンは7月27日の月曜日、サフィンに対する
2000年USオープン決勝の再試合「ミレニアム・チャレンジ」から開幕する


ロサンジェルス―――14回のグランドスラム・チャンピオンで、286週間のナンバー1在位記録を持つピート・サンプラスは、この夏 UCLA(カリフォルニア大学ロサンジェルス校)のLAテニスセンターに戻り、第83回LAテニスオープンの「ミレニアム・チャレンジ」に出場する。

7月27日、開幕日の夜に、2度のLAテニスオープン・チャンピオンであるサンプラスは、2000年USオープン決勝の再試合「ミレニアム・チャレンジ」で、ロシアのマラト・サフィンと対戦する。サフィンはニューヨークでサンプラスに勝利し、2つのキャリア・グランドスラム・タイトルの1つ目を獲得した。現役時のサンプラスとの対戦では、サフィンが4-3でリード。最後の対戦は2002年オーストラリアン・オープンの4回戦で、サフィンが勝利した。

「最も偉大なチャンピオンとも言えるピート・サンプラスがLAテニスオープンへと戻ってくる事に、我々はワクワクしています」と大会部長のボブ・クレーマーは語った。「2009年の大会を始めるにあたり、最高のイベントになるでしょう。現役時にピートがここでプレーしていた頃には、大勢のファンが彼についていました。再び彼のプレーを見られるのは、テニスファンにとって素晴らしい事です。彼とマラトがUSオープン決勝で対戦した時から9年も経ったなんて、信じがたいほどです。7月27日の再試合には、素晴らしいテニスがなされるでしょう」

2002年、サンプラスは最後の大会となったUSオープンで優勝し、記録的な14のグランドスラム・タイトルを自身にもたらした。サンプラスは現役時、88回の決勝に進出して64のタイトルを獲得した。生涯勝敗記録は762勝222敗である。彼はまた、6年連続(1993〜1998年)で年末ナンバー1の座に就くという記録も打ち立てた。LAテニスオープンには7回出場して19勝5敗、決勝に3回進出して2つのタイトルを獲得した。2007年には「国際テニス名誉の殿堂」入りを果たしている。

月曜日のナイトセッションでは、サンプラスを2009年LAテニスオープン大会の受賞者とする式典が執り行われる。この著名な賞は、1985年から毎年、キャリアを通してテニスの発展に尽くし、スポーツへ多大な貢献を果たしてきた人物に授与されている。


おまけの写真
*この5月に、ピートが友人の俳優、ルーク・ウィルソンとレイカーズの試合を観戦に行った時のものだそうです。幾つになっても、やっぱりどこか少年ぽさを漂わせるかわゆいピートなのであった(^^;


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