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1997年6月
ウインブルドンについて

パリは男子テニス界の層の厚さ、メジャーで優勝する事がどんなに難しいかをよく示している。グスタボ・クエルテンは素晴らしいテニスをし、何人もの強敵を破って優勝したが、この事は今日のプレー・レベルをよく表している。

それは才能のレベルについて、繰り返し語るいい機会だ。僕やボリス、アンドレ、マイケルや、その他の選手たちに起こった事について語るよりは、ポジティブな物の見方だね! さあ、いまは新しいページをめくる時だ!

新しい週、新しい対戦相手、そして世界一の大会…ウインブルドンに向けて準備する時だ! 僕は今週クウィーンズで準備をスタートし、次週は練習にあて、ウインブルドンへ向ける!

芝への僕の準備は少し異なるものだ。ポイントが短いから、サービスとリターンを重視しなければならない。それが今週ダブルスにも出場する理由だ。良いグラスコート・テニスのために、サーブ&ボレーゲームに磨きをかけ、ターゲット・リターンを練習する。願わくば今週たくさんの試合ができ、タイトルを目指し、グラスコート・ゲームにギアを入れたい。

いつものように、僕はウインブルドンを楽しみにしている。僕が過去に良い結果を得た場所に戻ってくるのは素晴らしい。幸運を祈ってね!


----- ピート・サンプラス