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1997年4月 シーズンの第1四半期 |
シーズンの第1四半期が終わり、クレーコート・シーズンへの準備の時期だ。最初のパートをアジアのハードコート大会で終える予定だったが、手首の怪我のため、行く事ができなかった。 サーキットを回る生活の面白いところは、1年のどのパートも、来るべきメジャー大会への準備に向けて、スケジュールを立てなければならない事だ。各グランドスラム大会もATPツアーの「スーパー9」大会もそれぞれサーフェスが変わるので、次の「ステージ」のイベントに合わせて、選手は対応・準備しなければならない。 次のグランドスラム大会はフレンチオープン、主要なツアー・イベントはイタリアン・オープンとワールド・チーム・カップだから、僕は長いポイントに備えてフィジカル・トレーニングに力を入れ、スライディングに慣れるようにしなければならない。手首が良くなるにつれ、クレーコート用のドリルをもっとやるつもりだ。(もし手首の状態が許せば、モンテカルロにも出る可能性がある) 年間ツアーの素晴らしい点は、毎週プレイし、競い合い、トライし、また1つ目標を達成できる機会があるという事だ。僕はこれをいつも心に留めている。どんなに目標が高くとも、メジャー大会を重視する事が重要だからだ。しかし実際は、各週が僕の愛する事をするチャンスだ:それは競い、テニスをする事なんだ! |
----- ピート・サンプラス
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