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麻雀幻想曲3
1995
麻雀ADV/ゲームA−/精液A(顔9:口2)
キーワード:注意!「麻幻2」は聖少女だけど汁がないよ!王国ブルグントは異教徒ヴァルヌスの元に下った。かろうじて生き残った美しき姫と騎士。王国再興はなるのか。ニーベルングの指輪に導かれ、長い旅が今始まる。
ど〜も、これといったイメージがわきにくいのがアクティブ。ゲームも面白いといっちゃあ面白いし、面白くないっちゃあ面白くない。ただ、はっきりと言えるのは汁ゲーマーなら、聖少女が噛んだゲームは買い!ということ。 「ANGEL HALO」「HEARTWORK」「麻雀幻想曲3」とことごとく汁。特にこの「麻雀幻想曲3」はオレの一番のお気に入りだ。
これぞ麻雀(cf:まあじゃん黙示録)!「2」まではイカサマ技系が中心だったが、「3」ではそういうものは全てなくなり、配牌とツモのみ。これがもう「オレは神の子か?」と錯覚してしまうくらい流れるように役が出来ていく。見事。ムツゴロウさん並の腕が無くとも、邪悪なカードの力を借りなくとも、(見かけ上は)正当な麻雀で勝っていけるのは気持ちがいい。
脱衣麻雀ゲームのご褒美といえば裸というのが相場だが、ただ脱ぐだけというゲームが未だに多い。しかし、もういい大人になったワシらがゲーセンでもできるような単なる裸体だけで満足できようか?いや、できるはずもない。工藤静香のすげかえヌードで満足していた高校生時代とは訳が違う。そこへきて、「麻雀幻想曲3」ではご褒美にカラミHシーンが使われている。18禁ゲームの脱衣麻雀とはこうでなくちゃあいかん(しかも古典脱衣麻雀はおまけコーナーとして存続させてあるというサービスぶり)。そして印象的なのが、主要キャラのひとりオルトリープ姫の負けキャラへの仕打ち。男以上に精液ぶっかけが好きとは、さすが一国の姫君ともなると深い!この人の存在がこのゲームの全てといっていい。聖少女ナイス!
「HEARTWORK」よりアップデイトではないと言う一点でカウントダウン入りはできなかったが、是非やってほしいナイス汁ゲです。みんなやろう!
Angel Halo
−エンジェル・ハイロウ−
1996
ADV/ゲームB/精液B+(顔3:口2)
キーワード:「Halo」を「ヘイロー」と読んでしまう競馬ファンの性天使と悪魔が、「終末の使徒」になるべき印をもつ主人公を取り合いする話。
「新世紀エヴァンゲリオン」から、もう4年も経ったんだね。と、このゲームをやって違う方向の感慨を抱いてしまった。これ、ストーリーこそ違うけどモロ「残酷な天使のテーゼ」。ま、最後は神話にはならんが。DOS版で既にやっていたんだけど、なぜかWIN版を買ってしまった。理由はフルボイスになったという一点。さてさて。
一応もう一遍やってみたけど、やっぱりストーリーはいただけなかったね。こういう世紀末もの、でしかも主人公がカタストロフの当時者であるという設定は、黙っていても緊張感が出てくるもんやと思うけど、切迫感が全然ない。色々言葉の上ではややこしいこと言ってるけど、その前に主人公がまずストーリーに乗り切れてないぞ。最後まで第三者的というか、状況を噛みしめられないまま終末の日を迎えてる。アルバイト初日という感じ。回りの人に指図されるまま無我夢中、気が付けば終末の日でご苦労さん、みたいな。イベントがグチャグチャと煩雑に起こりすぎる。謎を解きほぐす時間をもっとゆっくりとったら、ラストがきいたかも知れないのに。
そして、CG原画は聖少女。いつも思うが、この人、絵はそんなに巧くない。表情は虚ろやし、乳首とか急須のフタみたいやもんな〜。にもかかわらず、その絵からはどエライフェロモンが出ている。不思議な魅力や。汁もその粘度においては他の追随を許さないしね。もっと作品出してくれ〜。
基本的にベタ移植だが、もともとインターフェースは良好なのでWINにでもストレスなくプレイできた。そして新しく入れられた音声も良かったと思う。声優さんは江崎プロだが、かなり巧い。技巧に走らず、しっかりとした演技でこれは好感持てたな。男の声も出るのは余計だったが。で、音楽がMIDIになった。DOS版の大浴場のような過剰なリバ−ブが無くなったのは寂しかったな。
そして、このゲームはおまけが充実している。まあアクティブはゲームのおまけに攻略法(!)をそっと入れたり、時にトゥーマッチな程のユーザーフレンドリーさを持っているが、この作品でもCD−ROMの余りのところに大量の自社製品の体験版やデモ、壁紙。登場声優さんによる、目覚ましメッセージ。声優さんのNGまで収録してあって、楽しかった。ま、そういうところがアクティブを半熟ブランドでありながら、何かこっちも長い目で見てしまいたくなる気持ちさせる理由か、と思う。そういいながら、充分老舗なんだが。いつまでもゆりかごの中にいるようなここが、よく「HEARTWORK」みたいなの作れたな〜。
まあ、聖少女原画の作品が好きな人ならそれなりに楽しめるというところ。オレは少なくとも損をしたとは思わなかった。
HEARTWORK
1997
ドテッ腹穴開きADV/ゲームA/精液B+(顔4:口3)
キーワード:エレベーターに乗る時はいつもこのゲームを思い出してしまうひょんなことから銃を手に入れた普通の高校生の主人公が巻き込まれていく非日常的情景。
オレはフロンティア精神がない。最近のブランドは知らない。老舗でもディーオーなんて先入観で敬遠している。でもこのゲームのおかげで、アクティブという会社が急に気になりだした。ストーリーは単純。フラグがいろんなとこに立っていて選択肢で色々運命が変わっていくという基本的なADVですが、なんか怖いんだ、雰囲気が。閉塞感漂いまくり。主人公や銃の持ち主のサイコ野郎の人の殺し方がすごくドライでね。心証描写とかあんまりなくって、行動原理が掴めない。「ああ、忘れてた」とかいってホント、蚊トンボをたたくように人を殺すんです。怖い。1番背筋が凍ったゲームだね(2番目は志保ちゃんと学校で肝試ししたとき)。
そんなゲームのHといえば当然私の苦手な凌辱しかないんですが、まともなシチュエーションいっこもありません。犯人が見てる前で一緒に捕まえに来た女刑事とSEXさせられ、イッたとたん撃たれるとか、自分に思いを寄せていた幼なじみを友達と一緒に輪姦してたら逆にその娘に撃たれるとか、犯人に自宅に侵入され、妹をレイプの上殺され、ついでに自分も撃たれるとか。
でもこのゲームかなりの精液ゲームなんですよ。鬼畜行為ずくしなのに不本意ながら燃えてしまいました。
一番インパクトあったのはクラスメートに口内射精して、その娘の口を瞬間接着剤で止めてむりやり飲ませようとすると、むせて鼻から精液が出てくるというとてつもないシーン。こんなん初めて見たわ。しかもその後ゲロ吐いてそれも鼻から出てくるという・・・・・・。お、恐ろしい・・・・・・・。「恋のフローティングマイン」とこれが同時に制作されてるのか・・・。「同級生」と「臭作」どころじゃないね。
マルチエンディングで20ぐらいのENDがあるけど、一つ一つの話は非常に短いし、話の展開にバラエティがあって飽きずにできる。これはお手軽にまとまってていいゲームだね。回想シーンはCGとシーンの両方でサポートしてるし、原画の聖少女氏の絵は粘度の高いミルク・ドロドロ系のザーメンでかなりの実用性もかなりある(表現力にもう一歩がんばって欲しいところもあるが)。とにかく内容が内容だけにみんな買おう!!!とは言えませんなあ。おもしろいんだけど・・・。 このアクティブって会社京都の五条にあるんだよねえ。俺は京都の大学行ってたから「エンジェルハイロウ」で四条河原町とか出てくると楽しくなっちまうよ。ここのゲームはこれから買ってあげようっと。ただし聖少女の原画の時だけね。
Bible Black
-La noche de walpurgis-
2000
黒ミサぶっかけ洗礼ADV/ゲームA/精液A++(顔20:口7)学校内に今も残る12年前の噂。地下室での秘密の儀式、そして惨劇。そんな噂を気にもとめなかった主人公、水無瀬。しかし、その噂の地下室で偶然、謎の「福音書」を発見する。その禁断の書が引き起こす、悪魔の所行に魅入られ始める水無瀬。13年目のあの惨劇の日、ワルプルギスの夜が近づいていた・・・。
体験版の時点で既に顔射1:口射1を決めているという、超高校級汁ゲがついに発売。まあ、聖少女原画の作品というだけで買いは確定だった訳だけども、一抹の不安がないこともなかった。何しろブランク長かったからね〜。前作「HEARTWORK」からどんだけ時間たってんねん。こういうパターンは得てして期待が大きすぎて裏目(マーシャルエイジ2、GREENなど)に出ることが多い。しかし、あの体験版を見た時点でもうほぼ大丈夫との確信を得て、発売日朝10時からアキバに突入。ゲーム起動の時点で既にオレは裸族であった・・・。もう戦闘準備は万端でぇっす!
にしても期待以上の汁!
これはスゴい!スゴすぎ!!汁汁汁汁汁汁汁!!!!!
顔射20回!あの「コレクター」もビックリです。タマがいくらあっても足りんわ、これ!まずは概要から。
基本は選択肢によってストーリーが変わる、オーソドックスなADV。前の「HEARTWORK」ほどの展開のバラエティは無かったけど、それでも、悪魔と契約を結んだ悪側の下僕になるか、儀式の遂行阻止を計る善側の手伝いをするかという180度違う展開ぐらいは期待できる。ストーリーに関してはまあ予想通り、どおってことないですわ。つっか。いきなり毎朝親の代わりに起こしにくる幼なじみ&それをうざったく思いつつしぶしぶ従う主人公始まりだったのにはひっくり返ったけどな!オレが「GREEN」のレビューのとこに書いたのをなぞったようなオープニングだった。早速アンインストしてやろうかと思ったけど、なにぶん裸族になっているんで今更やめられん。
でも、話が進んでくるとそれなりに面白いし、「ANGEL HALO」ほど中身がないこともなかった。謎の福音書を手に入れたことで主人公が段々おかしくなってくるってことで「HEARTWORK」のストーリーでモチーフが「ANGEL HALO」になったという感じ。
暗い。
そもそもオレ、こういう「ザーザード・ザーザード・スクローノ・ローノスーク」みたいな魔術系の話ってダメなの〜。何か、理論武装すればするほど「で、実際見たんかい、悪魔」って懐疑的な気持ちが大きくなってしまう。おそらくアクティブのスタッフの面々も京都の「談」や「MEDIA SHOP」(両方ともアクティブの近く)なんかでクローリーだのなんだの怪しい本をしこたま買い込んだんだろうけど・・・好きな人は好きなんでしょうなぁ・・・。ボクは「チンプイ!」とか「レナニヌイ!」でお手軽に使える魔法がいいですわ。根がズボラなもんで。
しかもやっぱ陵辱主体にならざるを得ない訳ですわ、この手の話だと。それもポイント低いよな〜。ほとんどのHが、強姦、媚薬によるド淫乱、拷問。まあ、恥じらいなんてもんはかけらも無い。しかもこの拷問ってのもねえ、、、、「HEARTWORK」でも十分イヤだったというのにこれは・・・・。詳しく書く気もないけど。
またこの主人公がポリシーもなにもない、小市民なんでねぇ。必然的に報われない結末になってしまいますわなぁ。「やった〜!うまくいった〜!ウフフ、この福音書のチカラは凄いなあ。次は学園一のアイドルを・・・このあいあいパラソルで・・・ウフフ。」もう完全にのび太っす。痛い目に遭うまではガンガン深みにハマってしまうタイプなんで、悪いことおきまくり。全エンディングでハッピーエンドは一つだけ、後は全部悲惨。ドラえもんならパッパカパッパパッパカパッパとアホなBGMに乗せてジャイアンに追いかけられるぐらいで済むけど、こっちは幼なじみが死んだり、恋人が壊れたり。トホホ。
とはいえ、、、、やっぱ汁だから許しちゃうんだよな〜。
もう汁は。
・・・・・・・・・・・・。「ふぅ〜、今日はお疲さまです!先輩!」
「やっぱり外回りは疲れるよなぁ。」
「お互い、もう年ですねえ。」
「か〜、年かよ年。まだオレは嫁ももらってないんだぞ。イヤだなあ。」
「ははは。」
「ひとまず、食おう食おう!この店、旨いんだぜっ。オレがおごるよ。」
「あ!ホントですか?ごちになりま〜っす。じゃあ、何にしようかな・・・。」
「じゃあ、オヤジさん、オレ、とりあえず、ぶっかけ。」
このぐらい気軽にぶっかけを行います、たとえて言うと。
女性キャラは全員顔射がある上に悪側の親分の保健医・北見に巻き込まれた女性には多人数ぶっかけが例外なく待っているという・・・。恐ろしいな。
聖少女のアイコラっぽい汁は健在。決してリアルではないけど、すごく存在感を感じる質感はエロい。最近、射精した「後」の描写というものが重要に感じてきているオレとしては、かかる瞬間とその後で汁CGを描き分ける、「HEARTWORK」から続く3段フィニッシュにかなりビビンと来てしまった。そんなに執拗ではないけど、「ああ。水無瀬くんのミルク、味も匂いも最高」みたいな発射後の汁トークもあるしね。
まあ、唯一の不満を言わせてもらったら、顔アップでの顔射が意外に少ないってことだけど・・・。これは「HEARTWORK」でもそうだったから、聖少女氏の好みなんかも。でも、やっぱりかかるところがデッカク映っている方がインパクトあると思うが・・・・。で、もう一つの不満は、回想シーンでゲーム中の全部のHシーンを見られないこと!保健医へのW顔射などの美味しいシーンもおまけではカット!何を考えとる?
長い時間がかかった作品だけあって全体的にじっくり作り込まれているし、作品の感触はかなり良いね。しかもそれでいて「GREEN」のような装飾過多になってないのがいい。手軽にできるわ。ユーザーインターフェースも更に親切、CD−ROMに攻略方法をそっと忍ばせておく相変わらずのその気配り。好感が持てるところだよ、ここは(ちょっとバグあるけど・・・)。陵辱だし、聖少女氏の絵柄は好き嫌い分かれるしであんまり万人向けじゃないだろうけど、汁者なら多少のことは目をつむってもプレイすることをお勧めする。
麻雀幻想曲3
-2001 EDITION-
2001
麻雀ADV/ゲームA−/精液B+(顔9:口2)
キーワード:オルト姫はこのまま埋もれさせるには惜しいっ
「麻雀幻想曲4」是非!王国ブルグントは異教徒ヴァルヌスの元に下った。かろうじて生き残った美しき姫と騎士。王国再興はなるのか。ニーベルングの指輪に導かれ、長い旅が今始まる(前回のを流用)。
長年、 待ち望んだリメイクがやっと登場ですわ。仕事の都合で発売日に出遅れまして、買いに行った時には市場からすっかり無くなっておりました。中古屋でも全く見つからなかったんで「こんな売れてる訳がない!こんなに品薄なのは・・・・京都から小売店に遠投で発送?」と思ったけど、何とか2つだけ残っている店を発見。無事購入。よかったよかった、俺の前頭葉だけが受信した発売情報かと思ったよ。
リメイクということで、CG塗り直し+フルボイス+ぬぎぬぎモードが新要素ですな。個人的にはギャラリーモード設置とセーブデータが無限に作れるのが嬉しい。何しろ前はセーブデータ3つしかなかったから俺お得意のHシーンええとこどり、セーブデータクライマックスメガミックスを作ろうにもやりようなかったからねー。ストーリとか麻雀の容易さとかは基本的には同じですわ。
まあ、そんなもんはどうでもいい。このリメイクの最大、というかただ一つの注目点は、あのずっこけ陵辱汁王女オルト姫の声がどうか?ってことしかない訳で。 で、いきなり結論から言うとイマイチでしたっ。俺の中のイメージではもろエヴァアスカのイメージやったのに、何か、結構おばはん臭かった。マジで嫌な人って感じの声になってましたな。まあ、これは人ぞれぞれのイメージがあるやろうけど、個人的には違いまスた。
とはいえ、それを差し引いてもやっぱりオルト姫はオルト姫。久々にやったけど、やっぱ素晴らしいキャラですなあ。負けた相手に対しての嬉々としたいじめっぷりがたまらない。
オルト「ほーら、みなさーん。変態少女のストリップショーですよー!」
群衆「おおー!」
オルト「さて、それじゃぁ、おもらししてもらおうかしらね」
ザックス「またそれかよ、好きだなおまえ。エグイ性格だぜ」
オルト「あんた、ぶっころすよ」
女「そ、そんなの出来るわけないじゃない。それに今はしたくないわ」
オルト「あんたがしたくなくても、私と観客はそーじゃないんだよ。クリス、私の荷物のなかから管を出して」
女「い、嫌よ、抜いてー」
じょーじょろろろろろー
オルト「観客のみなさーん、それでは最後のサービスでぇーす。みなさんの精液、この女の体にぶちまけてやってくださぁーい!」
ぴゅぴゅぴゅー!
この人がやると、妙にすがすがしいというか、陵辱って感じが全然しない。いじめっこですな。「不幸の連続でたくましくなった」って本人は言ってますが、ナチュラルボーンとしか思えまへん。しかもただいじめてばっかりというだけじゃなくって、ずっこけてるところがいいところ。敵に酔っぱらわされて、逆に放尿させられるし。捕虜になった時には、二穴責め+ミルク浣腸で思いっきりヘコまされるし。まあ、逆襲は倍返しで返したものの、こういうウカツなところも魅力。もっともっとオルトの活躍が見たいっ。見た過ぎる。
聖少女が関わった作品はどうしてもゲタをはかせてしまう。リメイクの新要素として、ストーリーモードと別の脱衣麻雀のキャラに聖少女原画のキャラが1人入っています。CG3枚だけやけど。もうわたくし、聖少女に恋におちて-FALL IN LOVE-ですから。小林明子よろしく聖少女に会えない時は吐息を白いバラに変えて部屋中に飾っている身としては、この3枚のCGでもどれほど嬉しいか。しかもやっぱり汁あったし。やっぱアンタ良いよ!もっと描いてよ!シナリオとかどーでもいいから早よ作品出せ!
やったことのある作品だから評価は難しいですねぇ。でも、ちょっと遅すぎたかな・・・。当時はこれで十分十二分やったけど、新要素がない状態で6年後に持ってくるにはちょっと・・・。汁的にも「BIBLE BLACK」が出てしまったから、かなり少なく感じるしなあ。俺のように前をやっていてファンの人以外が買うには、もうちょっとプレミアム要素が入らないことには・・・。
まあ、評価としては即ゲットせよ!・・・2000円台まで価格が下がったら、ということで。
DISCIPLINE -The record of a Crusade-
2002
ハレン血ADV/ゲームA−
精液A++(顔22[うち顔アップ5]:口0(とはいえ、口にも入りまくり)
追加パッチ分・顔3:口0家族の都合で、一人ぐらしをすることになってしまった主人公・早見は、聖アルカディア学園に編入し、そこの寄宿舎に入ることになった。つい二年前に共学になったばかりのその学園。ほとんど女子校というその学園の様相に、まさに「アルカディア」を見いだす早見だったが、彼はその学園の本当の姿をまだ知らなかったのだ・・・。
「BIBLEBLACK」は陵辱だから、と無理矢理2位にして抵抗したりしたが・・・。
もう1位だよ、オレの負けだ。
うちのサイト的に一番実り豊かだった年は、言うまでもなく2000年だ。初めて「汁専門」と冠したゲームが現れただけではなく、濃厚な汁汁作品がほぼ毎月のように発売。99年が悲惨だっただけに、「サイトやってよかった!」とその喜びは格別だった。この年の総評を書いたオレの浮かれぐあいでもよくわかると思う。
しかし!栄えれば枯れるのもまた必定なのか。 2000年に咲いたブランドはその後、ことごとくドボン・・・。天津堂、ジェリーフィッシュ、13cm、MEGAMI(宇宙帝王)、エヴォリューション。あれから、まともなゲームを出してくれたところは全然あらへんやんけ!新作が全くでないとこか、凋落したとこばっか・・・。唯一「Portrait」の次に「CODA-棘-」を出し、頑張ったChaffはその後解散・・・。なぜなんだ!オレに見込まれた奴はことごとく沈むというジンクスが本当に実在する、と本気で信じたくなってしまうようなこの現実。創美研究所もいきなり勢い落ちたしなぁ・・・。RuneやWintersには何とか迷惑をかけたくないもの・・・
そして、そういう凋落連鎖を断ち切る防波堤としてオレが大きな期待を寄せていたのが、この「DISCIPLINE」だ。相変わらずエロい体験版、ますます魅力を増す聖少女の原画。しかも今回は一見非陵辱を思わせる設定。これで期待するなという方が無理だ。しかし・・・気になったのは今回はテーマが「ハレンチ」だったことだ。ハ、ハレンチ?聖少女とハレンチって!全然わからんぞ。おニャン子クラブを演奏するキングクリムゾンなんか想像できまっか?ここら辺に多少不安を感じるところもあったんだが、とりあえずエロくないということはあり得ないので、当然発売日買いですよ!
そして、その中身は・・・。
まさに「ハレンチ聖少女学園」でした!
全く女性経験もない平凡な主人公は女子校同然の学校の寮に入って、いきなり女の怖さを見せつけられる。寮での同居人は女4人。ヒロイン・音川こそかろうじてマトモであったものの、後の3人は・・・下ネタばかりかましているロリ女、生活は裸族で性格は食人族という感じの岩鬼女、「21世紀の精神異常者」を聴きながらオナニーするガリ勉女というクリーンアップトリオ。その中で主人公は、スードラのなかのスードラという聖少女作品おなじみの立場に置かれる。女性は皆主人公にアップかましている状態でありますっ。
しかも、どいつもこいつもHが大好き。奴隷状態の主人公は当然、女の子たちの性処理のはけ口として使われる訳で。朝からお風呂で無理矢理フェラされ、部屋に呼ばれてセックスさせられ、寝てると夜討ち3P攻撃という毎日。メイビーソフト&コンプリーツさながらの主人公総受けハレンチ世界。しかし、メイビーソフトと違うのは、やってくるのが聖少女ボディの女ってことだ。こ、怖い!し、しかし興奮せずにいられないぞー!少々ひどい目にあってもいい、オレもこの学校に入らせてくれー! ムヒが丘にかゆみを止めて池田池田模範堂〜(校歌)!
とはいえ、これが寮を離れ学校内に入ると多少様相が変わってくる。処女ヒロインと聖少女画あずまんが3人組との寮生活は「ハレンチ学園」の世界で収まっているんだが、学校内での生活はどっちか言うと「バイオレンスジャック」。人が車でひかれても死んだりしないし、クラブ活動でも女性上位のエロエロずくしと、学校でも相変わらずエロコメムードは守られているんだが・・・何かが違うんだ。
そのキーは学校を牛耳っている女王・森本レオナの存在。こいつの存在はコメディを越えていた。こいつが関わると地獄。例えば、選挙でライバルであるヒロイン音川を当選させたくないがために、森本は音川に下剤を盛る。ここまではまさにコメディだ。だが、森本の場合は続きがある。体育館で全生徒が見守るなか演説中の音川は、壇上で便意に耐えられなくなり舞台を降りようとする。すると、森本はその音川に足をかけて舞台に転ばせる。いよいよ耐えられなくなる音川。そこで森本は音川のスカートとパンツを奪い、下半身をあらわにしてマイクをアナルに近づけ、音川がウンコをもらす瞬間を体育館中に大音量で実況するのだ。まだある。ショックで保健室で寝込んだ音川を襲撃した森本は、更に屈辱を与えるべく、クスコで音川の膣を全開にしてどこの馬の骨ともわからない奴の精液を注入する。
・・・・これ、ハレンチ?
こういうのを見てしまうと、他のエッチシーンでもどうしても残像が残ってしまう。森本はギャグのつもりでやっていても、プレーヤー的にはいつ殺されてもおかしくないが今日は幸運にもエロだった、という魔人ブウ的な戦慄が走る時がままある・・・お、恐ろしい・・・。
ストーリーは終盤野球勝負とかになったりして、確かに聖少女作品としては異色の展開の本作。しかし、陵辱展開になった時の容赦なさは相変わらずで、そのベースに流れているムードは到底コメディではない。作者本人が「HEARTWORK」、「BIBLEBLACK」、それに本作を”3部作”と位置づけているように、物理的に人が死なないとか血が流れないというだけで、結局いつもの聖少女って感じですわな。まあ、この人の作品は男はチンカス、女はサゾとメス奴隷しかいないという世界観なので、そのなかで普通のストーリー展開を期待する方が間違っているのか。それに、絵柄の問題もある。確かに「ハレンチ」という要素を感じないでもなかったが、ダークで熟れすぎた今の聖少女絵がよくも悪くもその上位に立ってしまった。「麻雀幻想曲」の頃の画風だったらコメディとして楽しめたかもしれないが・・・。
逆に、エロに関しては今の聖少女絵のパワーを思いっきり満喫できる素晴らしいシーンの応酬。オレは「聖少女」という活字を見るだけでエレクトしてしまうぐらいこの人の絵のファンなんで、そこら辺を考慮してもらいたいが、それを差し引いてもやっぱりこれはスゴイと思う。
「ハレンチ」というコンセプトはHシーンに関してはかなり恩恵を与えているようで、陵辱よりもインモラル度優先のものが多い。女性主導なんで、いやがる女性に無理矢理というシーンもあんまりない。嫌がる女には媚薬打っちゃうしね・・・。本当に陵辱ってシーンはヒロイン絡みのみという感じ。まあ、いやがる男に無理矢理ってシーンは山盛りあるが。陵辱が少ないのは何より。
今回のHシーンの特徴は、とにかく1回のHシーンの尺が長いこと。いつものように多人数でのHシーンが多いので、それを追いかけていくと必然的にそうなるんだが、2回戦、3回戦も当たり前のように繰り返していくので、本当に延々と延々とHシーンが続いていく。実はオレはレビューのためにゲーム自体はコンプしたのだが、Hシーンはかなりのシーンを画面をちゃんと見ないで飛ばしたのだ。1回のシーンだけでかなり使えるので、これを一気に見てしまうのは本当にもったいない気分だ。エロに関しては、間違いなく聖少女作品史上最高のエロ濃度だろう。淫語はないものの、エロセリフ関連でもググーっとクオリティアップしたしね。声優が相変わらずおばはん臭いのはまあいいとして。
そして汁も。
今回の汁は、もうウェッてなるぐらい出る。主人公は無能ではあるが、大量射精を連続でできるという点においてはピーターノースを軽く越えるレベルの逸材。ドクドクドクドクドクドクドクドク!とにかく1回の射精が長い上に、続けて挿入と発射を繰り返せる。顔射シーンの数は22と書いたが、主人公の射精数自体はその3倍はあると思う。もう一人、ショタ男の薫ってのが出てくるんだけど、そいつも同じように連続射精男。作品における男の存在は、単なる放水機。当然、Hシーンの最後は例外なくドロドロ状態だ。射精→射精後→さらに射精→射精後という風に、汁絵もきめ細かく描き分けてあって、次はどんなかかり方をするんだろう!とモチベーションは異様に高い。そりゃあ例によって顔アップの顔射は少ないけどさー、ここまでやられちゃー文句言えねー。
しかも、ただ出すだけじゃない。口内射精した精液が鼻から飛び出し、ザーメン丼に海苔をふりかけて食い、アナルに中だしした精液を紅茶に逆流させてミルクティーにする等、件の森本がかかわると一気に趣味性がアップ。主人公も自分の出した精液を舐めさせられたり、フタナリのチンポをフェラさせられたり、もうドロドロ。さらには、男子生徒の精液便所になってしまったヒロインが妊娠状態で母乳をビュービューほとばらせながらレイプされたり(だからこれはハレンチなのか?)、もうローマ時代末期さながらのインモラルプレーのオンパレード。しかし、これはエロゲ初心者やエロに耐性のない人間には到底お勧めできん・・・道を間違う怖れがかなりある。、もうこれはヴァンサンカンゲームですわ。
結論はもちろん買いだ。 ”3部作”で言うと、ストーリーに関しては「HEARTWORK」→「BIBLEBLACK」→「DISCIPLINE」の順で段々落ちてきている。もともと聖少女作品は主人公の推進力に期待できないので、物語の世界観と設定次第で作品全体の評価が大分変わる。今回はコメディで入ったので緊張感がないし、口数とエピソードの多さのせいで本筋が見えにくいストーリーになっていた。結構散漫な印象・・・。しかし、エロと絵に関しては「HEARTWORK」→「BIBLEBLACK」→「DISCIPLINE」の順で良くなってきている。しかも二次曲線的にだ。本作は前2作が束になってかかっても敵わないというほどの分量と濃さがある。とかくエロとは耐性が付きやすいもの。2000年以来オレは汁そのもののから受ける刺激に恐ろしく耐性がついてしまい、そこから離れて「KISS200」や「リトルモニカ物語」等のコンセプトを重視する傾向に移った。しかし、この「DISCIPLINE」は久々に「すげぇ汁だ!」とプリミティブに感激できる作品だったと思う。しかも、こんだけ汁に慣れた身であってもだ。汁ゲーマーなら、もうこれは腎臓を売ってでも手に入れるべき作品だろう。
これで次作は早くても2004年かぁ・・・。しかも、CD−ROM内に入っていたスタッフトークに「これで当分シナリオ&原画という形式は考えてないのですが見捨てないでね」という聖少女の発言が。全然見捨てないけどさぁ・・・生きているうちに次作が見られるかどうか・・・トホホ。
ちなみに追加シナリオのパッチがアクティブのオフィシャルサイトからダウンロードできるんで、今から買う人は是非パッチを当ててからプレイした方がいい。これを当てれば、発売日に間に合わなかった5番目のエンディングが追加され、更に新キャラ2人との単独Hに3P、更に奴隷状態になったヒロイン音川に大量顔射するラストシーンが見られる。このエロシーンはおまけどころではなく、豊胸・器具・スカ・嘔吐まで含んだゲーム中のどのHシーンよりもフリークス度の高いもの。バイブラの拷問シーンを思い出しっちまったよ。しかし・・・・かなり引きつつもしっかりヌイてしまいました・・・。こういうのをロハで配ってしまう辺りに、聖少女の余裕というか、殿上人の風格すら漂っているのであった。
ふぅ・・・・・。
他のエロゲやる気なくなりましたな。