目 的 |
構 成 |
作用・効果 |
(1)従来製品 プルタブと開口片が缶から離脱 (2)離脱したプルタブ等が離散して環境破壊 (3)離脱した開口片は危険 |
(1)缶本体(天板・底板・円筒形胴部) (2)天板上の前方後円墳型段差部 (3)段差部で囲まれた平板部 (4)3つの突起 (5)平板部中央に設けたリベット (6)連結部を残して平板部の所定区域(開口片)を囲む螺旋状の切溝線 (7)2重の切溝線 (8)切溝線内の開口片に設けたU字状突条 (9)U字状突条内の突起 (10)プルタブ (11)プルタブに設けたリング状部 (12)プルタブをリベットにより平板部に固着する固着部 (13)固着部周りに設けたC字状スリット (14)C字状スリットの内側中央部に設けられ、突起の一つに係合する係合溝 (15)リング状部を引き上げたとき、開口片を押し下げる押し下げ部 (16)リング状部に対応して平板部に設けた凹部 |
(1)缶本体→清涼飲料水を収容 (2)前方後円墳型段差部→平板部の画成と天板部の強度向上 (3)平板部→プルタブ及び開口片の受容 (4)3つの突起→一つは係合溝に係合してプルタブの周り止め。他の2つはリング状部を平板部から浮き上がらせる。 (5)リベット→プルタブの固定とプルタブ引き上げの際の支点 (6)連結部→開口片の離脱防止 螺旋状切溝線は破断して開口 (7)2重の切溝線→切溝を破断しやすくする (8)開口片に設けたU字状突条→開口片の強度向上 (9)U字状突条内の突起→プルタブの押し下げ力を受ける (10)プルタブ→開口片の開口 (11)リング状部→プルタブの引き上げ (12)固着部→リベットとともにプルタブ引き上げる際の支点 (13)C字状スリット→プルタブのてこ作用の機能向上 (14)係合溝→プルタブの周り止め (15)押し下げ部→開口片に開口力を加える作用点 (16)リング状部に指を掛けるための空間確保 |
目 的 |
構 成 |
作用・効果 |
主目的 (1)従来製品 プルタブと開口片が缶から離脱→離脱したプルタブ等が離散して環境破壊→プルタブ・開口片の離脱防止を主目的とする。 (2)離脱した開口片は危険←PL問題を考慮 副次的目的 (1)開口性の向上 (2)操作性の向上 |
(1)天板、底板、筒形胴部からなる容器本体 ★内容物を収容する上で缶本体は必須(物が物として自立するための要件) ★天板、底板のない容器は事実上販売されない→事実上の限定でない限定として許容 ★胴部は筒状であれば円筒でなくともよい→筒形胴部 (2)天板上の前方後円墳型段差部→天板の強度向上→段差、突条等の補強手段→補強により剪断力が切溝線に集中しやすくなる→開口片の開口性向上 (3)段差部で囲まれた平板部 (4)3つの突起→回転止め、プルタブ引き上げ部のリフト部(天板側に設けてもプルタブ側に設けてもよい)→操作性の向上 (5)平板部中央に設けたリベット→プルタブ固着部 (6)連結部を残して平板部の所定区域(開口片)を囲む螺旋状の切溝線→連結部を残して開口片を画成する切溝線 (7)2重の切溝線 (8)切溝線内の開口片に設けたU字状突条→開口片補強用突起 (9)U字状突条内の突起→プルタブの押し下げ部当接部、開口片補強用突起兼用 (10)プルタブ→天板に固着された固着部を支点とするとともに引き上げ部を力点、押し下げ部を作用点としたてこ作用による開口具 (11)プルタブに設けたリング状部→引き上げ部 (12)プルタブをリベットにより平板部に固着する固着部→固着部 (13)固着部周りに設けたC字状スリット→固着部周りの引き上げ部側に設けたスリット (14)C字状スリットの内側中央部に設けられ、突起の一つに係合する係合溝→周り止め (15)リング状部を引き上げたとき、開口片を押し下げる押し下げ部→開口片を押し下げる押し下げ部 (16)リング状部に対応して平板部に設けた凹部→プルタブ引き上げ部・天板間のクリアランス形成部 |
(1)缶本体→清涼飲料水を収容→流動体を収容→形は問わない (2)前方後円墳型段差部→平板部の画成と天板部の強度向上→段差、突条、画成部の形状は前方後円墳型に限定する必要なし。 (3)平板部→プルタブ及び開口片の受容 (4)3つの突起→一つは係合溝に係合してプルタブの周り止め →周り止めできれば突起に限らず→周り止め係合部。他の2つはリング状部を平板部から浮上させる→引き上げ部を浮上させるためには天板側・プルタブ側いずれに設けてもよい→操作性向上 (5)リベット→プルタブの固定とプルタブ引き上げの際の支点→プルタブの固着部 (6)連結部→開口片の離脱防止 ★螺旋状の切溝線→螺旋状にすることで、切溝線の始端側から終端側へと順次剪断力が伝わる→開口性の向上。 (7)2重の切溝線→開口片の開口→内側の切溝線が谷状に折れることで外側の切溝線が山状に折り、剪断力が外側の切溝線に集中する→開口性の向上 (8)開口片に設けたU字状突条→開口片の強度向上→U字状である必要はない (9)U字状突条内の突起→プルタブの押し下げ力を受ける (10)プルタブ→開口片の開口→てこ作用を利用している。 (11)リング状部→プルタブの引き上げ(てこの力点)→引き上げのためリング状である必要はない→単に引き上げ部とする。 (12)固着部→リベットとともにプルタブ引き上げる際の支点→リベットを包含する意味も含めて単に固着部とする。 (13)C字状スリット→プルタブのてこ作用の機能向上→C字状である必要はない→開口性、操作性向上。 (14)係合溝→プルタブ周り止めできればよい→係合していればよい→周り止め係合部→操作性向上 (15)押し下げ部→開口片に開口力を加える作用点→開口片を押下げられればよい→単に押し下げ部とする。 (16)リング状部対応の平板部の凹部→リング状部と平板部間のクリアランスを大きくする→指掛け容易化→操作性向上。クリアランスを大きくできればよい→リング状部を上方に弯曲させてもよい。 |