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尾瀬の花図鑑 尾瀬と花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
ツリフネソウ ツリフネソウ科  ツリフネソウ属 吊舟草
九州〜北海道の平地・低山・山地・亜高山などの湿地・湿った谷沿いなどに分布する一年草。

標高が軽く1,500mを越える諏訪:入笠山、標高が800mほどの秩父を走る林道の湿った箇所、標高が10m以下の静岡県三島市郊外:柿田川湧水地の流れの中など、低地から高地までの広い範囲で見かけています。

仲間のキツリフネと違ってツリフネソウの尾は、日本犬の尾のように巻きます。

なお、漢字表記で「吊船草」「釣船草」「釣舟草」とする向きもありますが、赤い花を小舟に見立てて、それを吊るしている様子を和名にしたのですから、私は「吊舟草」とするのが正しいと勝手に思っております(^_^.)
尾瀬は標高が高すぎるのかも知れませんが、仲間のキツリフネは尾瀬の稜線内には多いものの、ツリフネソウはあまりなく、大清水〜一ノ瀬休憩所、登山口:小沢平、七入付近で咲いているのを見ただけです。